細かいタスクを効率化!地域活動でのChatGPT活用術
ChatGPTが世の中で盛り上がり始めて、早くも1年程が経ちました。ChatGPTは毎日使うようなツールでないものの、使い方を知っておくことで日常を効率的にアップデートさせてくれる最強のツールだと感じています。
そんな便利なChatGPTですが、私は公私の様々な場面でほとんど毎日活用しています。多くの場面で「便利だ!」という実感を得ているのですが、今回は私も日々活動しながらChatGPTを活かせている「地域活動」の場面に注目して、ChatGPTの活用術をご紹介できればと思います。私のChatGPT活用術の共有記事となりますが、地域で活動する誰かのお役に立てば嬉しく思います。
なお、本記事は現在の業務に関係なく、私的に一般論を整理した記事となります。
細かいタスクが多い地域活動!
地域活動と言えば、自治会や地域コミュニティ、ボランティア活動など様々な形があります。それぞれの地域活動では、以下のような課題を抱えています。
メンバーの高齢化
担い手不足
イベント参加者が減る など
特に「高齢化」と「担い手不足」は、どの団体でも顕著だと言われています。どの活動においても人数を集めることすら大変な中で、現在地域活動に参加している人も、仕事・家庭が忙しい状態で参加しているのが実態です。
また、ただでさえこのような状況であるにも関わらず、地域活動は"お知らせの作成"や"SNS投稿""イベント企画・運営""計画書・報告書作成"など多岐にわたるタスクがあります。これらのタスクを仕事・家庭が忙しい中で行うことは大変で、その結果、地域活動の参加にネガティブになっていくものだと考えられます。実際に私も地域活動をする中で何度も感じていることなのですが、「もっと効率的にしたい!」「時短したい!」と思っています。
そのような中、2023年にChatGPTが世の中に普及しました。既にビジネスやプライベートの様々な場で活用されており、私は地域活動でも幅広く使えるのではないかと考えています。高齢化や担い手不足などの課題が多い状況でも、地域活動の中でChatGPTを活用してタスク効率化に挑戦することが出来るのではないでしょうか。
地域活動におけるChatGPTの活用術!
地域活動において、様々な場面でChatGPTを活用することが可能です。ここからは、私のChatGPTの実際の活用例をご紹介します。
地域活動の計画・戦略の相談相手
地域活動での文章作成・添削
地域課題への対応方法の提案
地域住民に参加してもらうイベント企画
地域活動の計画・戦略の相談相手
まずは、地域活動の計画・戦略の相談相手にすることです。
地域活動を行う中で、毎年様々な計画やアクションを考えると思います。役員も毎年のように変化する中で、どのような計画・アクションにすれば良いかイメージを持てない人もいるかもしれません。そのような時に役に立つのがChatGPTです。
例えば、私は以下のようなことを聞いてみました。予算や人員などの設定は全て仮想ですが、より具体的で細かい条件を入れることで、今の実状に沿った回答を得ることが出来るでしょう。そして、得た回答から更に質問を繰り返すことで、より良い壁打ち・深掘りも出来ます。ChatGPTを良き相談相手として、活用してみてください。
地域活動での文章作成・添削
次は、地域活動での文章作成・添削をすることです。
地域活動では、様々なお知らせやイベント案内、SNS投稿などの場面で文章の作成を行うことがあります。その際に文章を1から人が考えるのではなく、文章の書き出しをChatGPTに全て任せてみましょう。
例えば、私は以下のようなことを聞いてみました。設定は仮想ですが、より具体的で細かい条件を入れることで、今の実状に沿った回答を得ることが出来るでしょう。また、文章の作成だけでなく、添削でも活用できます。質問を繰り返しながら文章の添削も行うことで、より効率的で正確な文章作成に繋がるでしょう。
地域課題への対応方法の提案
次は、地域課題への対応方法の提案を受けることです。
地域活動をしていると、様々な課題にぶつかったり、地域のニーズを耳にする機会が増えます。その時に、課題・ニーズに対する解決策をChatGPTに提案させてみましょう。
例えば、私は以下のようなことを聞いてみました。設定は仮想ですが、より具体的で細かい条件・状況を入れることで、課題・ニーズに対する直接的な回答を得ることに繋がるでしょう。また、質問を繰り返し行うことで、より的確な解決策の提案を受けることが出来るかもしれません。
地域住民に参加してもらうイベント企画
最後は、地域住民に参加してもらうイベント企画をすることです。
どのような地域活動でも、様々なイベントを行っていると思います。より良いイベントにするために、メンバー内でアイデアを出し合いながら企画ミーティングを行っていることでしょう。その企画ミーティングでChatGPTを活用し、様々なアイデアを出してもらいましょう。
例えば、私は以下のようなことを聞いてみました。設定は仮想ですが、より具体的で細かい条件・状況を入れることで、もしかしたら良いアイデアを得ることに繋がるかもしれません。また、細かい条件を付け加え質問を繰り返し行うことで、より求める回答に近いアイデアを受けることが出来るかもしれないでしょう。
地域活動でChatGPTを活用する中で気を付けておきたいこと!
地域活動を行う中でも、様々な場面でChatGPTが活用出来ることを感じていただけたかと思います。実際に私も地域活動の中で活用しているのですが、細かいレベルで効率化出来ていると実感しています。しかし、ChatGPTの活用において、気を付けておくべきポイントもあります。
ChatGPTの回答は、完成品ではない。
平気で誤った回答もする。
検索するだけならYahoo!やGoogleで。
ChatGPTは文章生成AIと言われるように、文章を「生成」することが役割です。よく勘違いしている人がいるのですが、文章を「完成」させることは役割ではありません。平気で誤った回答をする可能性もありますので、文章は必ず人の手でチェックを行い、人の手で完成させることを意識しておきましょう。
また、ただ検索をするのであれば、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの方が良いです。ChatGPTは情報時点も常に最新というわけではなく、上記と同様に誤った回答の可能性もあるため、あくまでChatGPTは文章の書き出しやアイデアの提案、ちょっとしたことの相談・壁打ち相手というような位置付けで考えるようにしてみてください。
ChatGPTは、地域活動に参加するあなたを支える最強の補佐!
最後まで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。今回ご紹介したレベルの使い方であれば、無料版のChatGPTで十分でしょう。
何かと手間なタスクが多い地域活動ですが、ChatGPTを活用することで少しでもタスクを効率化することは出来ます。また、悩み事が起きた時に助けてくれる最強の補佐にもなります。いきなりChatGPTを使いこなすことは難しいかもしれませんが、少しずつ慣れるところから始めてみてください。
更に、これからの未来は、ChatGPTだけに限らず様々なAIサービス・アプリが登場すると考えられます。日々アップデートが進み続けているので、今までのやり方もより効率化することができるでしょう。地域活動には高齢化や担い手不足などの様々な課題がありますが、便利なサービス・アプリも使いながら効率的に取り組んでみましょう。
本記事を通じて、みなさんが地域活動にChatGPTを活用する方法について理解し、活用するきっかけになれば嬉しく思います。
では、また。
みなさまに心より感謝。
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