見出し画像

睡眠環境は安心安全にしましょう

当記事はアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。



どうも!
ショウヘイ@うつ病を2回乗り越えた看護師です。

寝かしつけ0に興味をもっていただきありがとうございます。

『寝かしつけ0』では、子どもが寝ている間に
親が子どもから離れることができます。

でもこれは、もちろん安全であることが絶対条件です。

看護学校の小児科の授業で、乳幼児突然死症候群(SIDS)というものを知り、
衝撃を受けたのを今でも覚えています。

SIDSは未だにちゃんとした原因が分かっていません。

何の予兆や病歴がなくとも、元気満点な子にも起こりうるため、
我が家でも非常に警戒し、安全な環境を徹底的に作っています。

長男も、次男も、両親、義両親にも協力してもらいながら、
大変なことをたくさん乗り越えて、
ようやく元気に生まれた大事な大事な存在です。

それなのに原因も分からずに朝起きたら
冷たくなっているかもしれないと考えるとぞっとします。

あなたはどうでしょうか?
想像するとぞっとしませんか?

今日はそんなSIDSの予防法まで解説していきます。




乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク

日本でのSIDSの発症頻度はおよそ出生6000~7000人に
1人と言われています。

令和5年の出生数は72万7277人なので、
約104人が発症している可能性がある計算になります。

確率的には0.014%ですが、104人いると考えると恐いですね。

そんなSIDSを予防するためには、まずどのような場合に
発症することが多いのかを知ることが先決です。

そこで、SIDSのトリプルリスクモデルというものを活用します。

このモデルのリスクとしては大きく3種類あります。

①発達時期

発達時期的にリスクが高いのは、やはり身体全体の機能が未熟な
乳児期(生後~12ヵ月)がリスクが高く、
その中でも特に2~6か月の子のリスクが高くなっています。

個人的には寝返りはできるけど、
寝返り返りがまだできない時期が特に危険だと思います。

理由はうつぶせ寝にはなれるけど、
そこから仰向けに戻れないからです。

うつ伏せ寝の危険性については、
③外的要因で詳しく話しますね。


②内的要因

・男児
・早産時
・遺伝的因子
・妊娠期の喫煙、飲酒
が挙げられます。

妊娠中でもどうしても喫煙、飲酒がやめられないということも
あるかと思います。

でも悲しい未来となる可能性があります。
自分が後悔しないためにも行動しましょう。

遺伝的因子は、もちろん月齢年齢にもよりますし、
リスクを0することは難しいと思いますが、
僕たち夫婦がやっている流産予防のための体質改善で、
リスクを減らすことはできるのではないかと思っています↓


③外的要因

・うつぶせ寝
・添い寝
・柔らかい寝具
・顔が覆われてしまう物
になります。

長男も次男も寝返りができるようになってからは、
なぜかうつぶせ寝が基本です。

次男は2歳半を過ぎた今でもうつぶせ寝が続いていますw

うつぶせ寝がSIDSのリスクになることを知っていたので、
ベッドマットを買う段階で「柔らか過ぎて、沈み込まないか」を
意識していましたが、何度仰向けにしても
うつぶせになってしまうので、冷や冷やする毎日でした。

顔が沈み込んでしまうと口と鼻が塞がって、
窒息するリスクがあるんです。


寝かしつけを学ぶ前は、掛け物はOKだと思っていたので、
冬も見越して少し高い羽毛布団も買いました。
でも、掛け物は鼻と口を塞ぐ可能性があって危険と知り、
冬になる前に掛け物はやめました。

なので、せっかくの羽毛布団はほぼ?全く?使っていませんw

悲しいけれど、命にはかえられないですよね。

実は原因が分からないなりに、この3つのリスクが全て重なった時に
SIDSが発症するのではないかと考えられています。


子どもの安全な睡眠環境


では、SIDSを予防できる安全な睡眠環境は
どうしていったらよいかお話しします。

ベビーベッド

一番の基本として、ベビーベッドを「できる限り長く」、
できれば2歳まで使用します。

次男は2歳半になった今も使っていますが、
長男は1歳6か月頃に卒業しました。
※2歳以降は自己責任でやっています。

長男はベビーベッドをよじ登れるになり、
落ちる方が危険なので2歳までは使えませんでした。

自治体でベビーベッドの貸し出しがある所が多いと思います。
それも1歳までだと思いますが、安心感が違うので買って良かったと思います。
我が家で使用しているものです↓


マットレス

マットレスは、「沈み込まない固さ」であることが大事です。

うちのようにうつ伏せ寝で、マットレスに顔が沈んでしまうと
そのまま窒息する可能性があります。

我が家で買った物です。
身体が沈み込まないので安心です↓


ベッドの中の環境

そして、ベビーベッドの中には
「不要な物を置かない」ことも大事です。

ぬいぐるみや枕、掛け物などこれらは全て、
子どもの口、鼻を塞ぐ可能性があります。

自分でそれをどかすことができないこともあるので、
ベッドの中は「シンプルイズベスト」にしましょう。

柵を保護するガードなどもとれると
窒息の可能性があるため、NGです。

掛け物がないと寒いのではないかと思われるかもしれませんが、
掛け物の代わりに「スリーパー」を着ます。
これが掛け物と同じ役割の物です。

スリーパーも夏用、冬用とありますし、
温度管理も行えば問題ないですね。


添い寝

あなたは、③外的要因の中で
気になったものがあるのではないでしょうか?

そう、添い寝です。

添い寝がSIDSリスクになるのは困る
という方もいると思います。

安全な睡眠環境の一番の基本としては、
ベビーベッドの使用なので、
親と子どもは違うベッドで寝るのが理想です。

ただ、夜中の授乳では寝落ちしてしまうこともありますよね。

なぜ違うベッドが良いのかというのは、結局の所、
親が子どもをつぶしてしまったり、
布団類で窒息するリスクとなるからです。

当然、添い寝にもメリットがありますが、
安全の観点からはおススメできません。

SIDSのリスクを下げる

安全なベッド環境作り以外でできることもいくつかあります。

まずは寝ている時にできることからいきますね。

温度管理

「温め過ぎない」ことはかなり重要です。

暑いと当然汗をかきますよね?
子ども、特に赤ちゃんは身体が小さい分、
大人より体内に蓄えておける水分量が少ないですよね。

寝ている間は水分を補充することもできないため、
汗をかきすぎると熱中症となる可能性があります。

温めすぎると熱中症となるリスクが上がってしまうので、
寝る時の「温度管理」+「服装の調整」が必要となります。                                                  


母乳育児

母乳で育った子は、ミルクのみで育った子に比べて
SIDSとなる可能性が統計的に少ないようです。


でも、母乳育児ができない理由がある方もいますよね。

我が家はミルクも使用し、長男も次男も混合でやっていました。

なるべく母乳育児は行い、どうしてもできない時は、他の所でリスクを下げていきましょう。

嗜好品

「タバコを吸わない」こともリスクを上げないための行動となります。
また、「飲酒をしない」ことも同様にリスクを上げないための行動です。

気をつけなければいけないのは、妊娠中だけではないということですね。


遊び方の工夫

最後に、「うつ伏せで遊ぶ」というのもリスクを下げるためにできることです。
まだ移動ができない赤ちゃんの話しですが、遊ぶ時にうつ伏せにするだけで良いんです。

段々と自力で頭を上げられるようになってきます。

これならうつ伏せで寝ていて、万が一口と鼻が塞がってしまっていても、苦しければ、自力で頭を上げて呼吸を再開することができます。

とはいえ、寝ている時はうつ伏せは避けましょう!


寝かしつけの正しい知識を得て、実践し、
寝かしつけ0を目指しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また!

いいなと思ったら応援しよう!

 ショウヘイ@うつ病を2回乗り越えた看護師
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはつらい人を救うための活動費に使わせていただきます!