結婚相手の決め方の図
好きだけど何か違うと思い、結果彼女と別れてしまった時に感じたことを図にしてみました。
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好きだけど結婚したいのかよくわからないというジレンマを最も解消してくれた、平野啓一郎さんの分人の考え方を抜粋して図にしています。
人間には個人という、ただ一つの本当の自分があり、場面に合わせて複数の外面を作っているという考え方が広く浸透している。しかし、平野さんは、そのどれも本当の自分であるという仮説を立て、その一つ一つの単位を分人と名付けた。また、その複数の分人の構成比率が個性であると考えた。
人はその構成比率が心地よい比率になっているときに幸せを感じる。例えば、本を読んでいる時が幸せという人でも、仲の良い友人との食事もしたいときはある。そのバランスがちょうどいいと嬉しい。また、あるパートナーと長く一緒に居たいと思う背景には、その人と一緒にいるときの自分が好きだという感情があるという。
今回の私の場合、彼女は友達としてふざけあっている時は誰よりも一緒にいて楽しかった。しかし、長く二人だけで一緒にいると、どこか無理をしてしまい、そんな時間や自分が好きになれなかった。
結婚を意識する上で、これまでのただ付き合いたいという感覚から考え方を変える必要があるのかもしれない。これまではそれを妥協だと考えていたが、おそらく分人構成比率を最適化するということなのだろう。