会いたかった人。桜井正毅さんに会えました。
ども、キャンピングミュージシャンの山木将平です。
本日はずっと会いたかった方にようやくお会いできたのであります。
以前の記事に書きましたが、私が惚れに惚れ込んだガットギター、桜井正毅マエストロ。
その製作者の桜井正毅さんが本日島村楽器クラシック店にいらしてました。
クラシックギターフェア内のイベント『ギター調整会』を担当されていました。
このイベントは桜井ギターじゃなくても調整してくれるらしいが、私はもちろん桜井正毅マエストロを持参。
色々教えてもらいました。非常に為になった!
桜井さんがビーンビーンと一音ずつならしてニコニコして『いい音してらぁ』とつぶやく。
『ちょっと音がかわってるね』
といって、
『この音あるでしょ』
と言って4弦をナットから外し、ナットの溝を細い金属の棒ヤスリみたいなのでコシコシ。弦を戻してビーン。
、、少しモコッとしていたトーンがクリアになってサスティーンが伸びてる、、、
『ナットが1番大事なの』
ギターは弾いてるうちにナットが削れてきて音が濁るらしい。まだ数ヶ月しか使用してないのにそのくらいでも変わるらしい。
『ちょっと手出してごらん』
といわれ、手を出すとその棒ヤスリで優しく擦られた。
『このくらいでしかやってないんだよ。微妙な力加減だから素人にはやって欲しくないの』
職人だ。これぞ職人。
『このギターは作ってから50年経ったくらいが最高の状態。私は天国行ってからしかきけないねぇ笑』
『じゃあ僕が80歳くらいの時最高なんですね』
『そうだね!あはははは』
などなど談笑しながらのあっという間の30分。半年に一回くらいのペースできてくれるそう。
『現場で使ってくれている人のギターを定期的に見れるのはこちらとしてもありがたいんだよ』
といっていた。次は6月らしい。またいこっと。
最後に記念写真。
ありがとうございました!!!
桜井さんのドキュメンタリーを載せておこう。
ふぃーる