日枝大神社
参拝寺社:日枝大神社
宗派:神道(主祭神:大山咋命)
リンク:http://www.hiedaijinja.or.jp/index.html
一般成人の参観料:無料
参拝年月日:令和元(2019)年5月3日
一個前の記事、円能院の件でも書きました様に、5月3日は小田栄駅からまず日枝大神社へ向かいました。しかしながら、お宮さんの社務所はまだ開いていなかった為、お参りした後、一旦円能院へ向かい、御朱印を頂いた後、日枝大神社に帰って来ました。神主さんは儀式らしき事をしていらっしゃったので、待っていた所、受付が開きました。
その時は午前9時頃で、本来の予定より早く開いていた様です。御朱印は神主さんでないと授与出来ないとの事だったので、受付に居た、神主さんの奥方と思われる方と、世間話を致しました。この小田栄一帯は元々工場が多かったのですが、移転に因って住宅地として再開発したのだとか。私個人としては、タワーマンションが林立し、通勤ラッシュに苦しむ武蔵小杉の周辺と違って、この辺りは一軒家が多かったのが印象的でした。
ここではサンリオ等と協力して作った、御朱印やお守りを扱っています。菊の紋にキティーと、古からのものと最近のものが混ざって、より美しい御朱印帳も有りますね。こちらの御朱印帳は小さいサイズの物で、私の好む大きいサイズとは異なります。キティーとのコラボは、有名な所で言えば、東郷神社さんでも行っていますが、日枝大神社さんの方がコラボの歴史が古い様です。
このお宮さんは元々滋賀県大津市の日吉(ひえ/ひよし)神社より分霊を勧請した事に始まります。円能院の記事でも取り上げた通り、平安時代にはそのお寺と一緒に記されています。滋賀の日吉神社は比叡山の守護社であって、同じく比叡山の延暦寺や、天台宗とも深い関係に在りました。ここに関しては、天台宗ではなく真言宗の円能院の別当として扱われていました。維新後の神仏分離以後は独立した神社として扱われ、村社に列せられました。大東亜戦争後に再建し、今に至っています。
神主さんの祈祷が終わり、御朱印を頂ける事と成りました。御朱印帳をお預けしてから数分後、予定通り頂けた訳ですが、金色の印の入った物は初めてで、大変嬉しかったのを覚えています。中央の印で示されている人物は、主祭神の大山咋命だと思われます。総本社の日吉神社と全国の日枝神社で祀られている神様で、水害を除く事、つまり治水を為す事から、農耕を司っているそうです。
それでは、またお会いしましょう!