ルーブリック評価を積極的に取り入れ、学習者主体の学びを
2023年がスタートしました!
毎年毎年時間が経つスピードが早くなっている気がする(焦)
とても同じ時間の進み方とは思えない体感速度です。
さて、今年度より新しい学習指導要領が高校でも実施となり、評価等で現場が困惑している学校も少なくないのではないでしょうか。
観点別評価がの観点が「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3つに整理されました。
今後は「教師主体の授業から学習者主体の学びへ」がキーワードとなっている気がします。
テクノロジーの進化やGIGAスクール構想による一人一台端末の配備により、従来の「教師が教えるだけ」の授業は価値が薄れてしまいました。
今までの価値観や指導感を変えることは難しいと思いますが、時代がこれほどまでに変化しているのであれば、こちらも変化しなくてはなりません。
学習者主体の学び
学習者主体の学びを実現するために必要な方策として、ルーブリック評価を積極的に活用すると良いのではないかと思います。
今までは生徒もどのように評価されているのか。
どうやったら成績が上がるのかはブラックボックス化していた側面もあったと思います。
そこで、ルーブリック評価を導入し、ルーブリック表を生徒と共有することで、どこまで出来たら評価が上がるのかを理解できます。
また、評価が低い場合もその理由に納得できると思います。
目標を明示しない授業は暗闇の中で登山するようなもの
であり、良い授業とは言えませんよね。
それと同じことが評価についても言えるはずです。
評価もしっかりと明示しなければこちらが求める到達点に辿り着けませんし、大きくまわり道してしまうこともあります。
しかしルーブリック表を作るのは大変・・・
ルーブリック評価を導入し、生徒が目指すべき「像」を明示することは重要です。
科目毎、単元毎にルーブリックを作るのはかなり大変ですが生徒が自主的に学べるよう私たちは準備すべきではないでしょうか。
私もコツコツ作り続けます。
「教師主体の授業から学習者主体の学びへ」これを実現することが私の現在の目標です。
今年が良き年になりますように。