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テクニカルタームがバズワード化して自己啓発に濫用されると馬鹿が増える.
「もっともらしさ」という権威を濫用しているその自己啓発は,一体何を目指しているんだ?
比喩を比喩だと理解できない人に比喩で説明すると凄まじい誤解を生む.
“類比”は,特定の性質に注目し,同じ性質を持つ他のものと比較する.
一方,“比喩”は,異なる何かを見立てて説明する.
これこそが,“比喩”が語弊を含む所以である.
落合陽一さんが以前Xで問題にしていた「解像度」問題も,きっと同じことだと思う.
この手の問題はちょいちょい目にする気がするが,最近気になっているのは量子力学問題.(「気になっている」というのはかなりオブラートに包んだ表現.
もう一つ,似たようなもので今日見つけたのは,毎日+0.01の学びで1年後には大きく成長しているということを,累乗を使って説いたもの.
もはや悍ましい.
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