ツマーキ・トモフスキー監督
(通訳:會田遼介)
◾️チームの状況はどうですか?
直近の大会では選手たちの予定がなかなか合わず、または季節性の体調不良であったり、人が集まりにくい状況であったが、今大会は16人と多くの選手が集まってくれた。
リョータの怪我は気になるが、トレーニングも順調に行なっているし、あとは本人との相談になるだろう。
初優勝に向けてチームとしてのモチベーションも高く、必ず勝利できると信じているし、そう願っている。まずは初戦で3ポイントを取れるかが重要になってくる。
◾️大会への印象はどうですか?
今大会のような、カテゴリーがない大会はどのようなチームと対戦するのが分からない。我々のように数ヶ月に一度エントリーするようなチームもあれば、日頃から厳しいトレーニングを行い、社会人リーグに出場している選手が多いチームもある。いずれにしても、強度の高いチームばかり出てくるので、まずは我々はハードワークをすること。
私たちはプロのサッカーチームではない。日常では会社に勤めたり、映画監督をしたり、それぞれ仕事をする中で、各自がトレーニングを行なっている。なかなかチームとしてのコンビネーションを作る練習が出来ないのが監督としては辛いところではある。
◾️今回の注目選手を教えてください。
今回は室蘭栄の選手だけでなく、室蘭大谷から2人とログラスから5人という大型補強を行い、戦力は揃っている。
ヨッチは元々はFWやMFの選手だったが、高校からCBに転向したマルチプレイヤー。我々の足りない要素を埋めてくれる戦力になる。
ヒロムは強さを持った選手。カズヤとは室蘭トレセンで一緒だったし、ショーゴとも小学生の時に共にチームを組んだ経験がある。チームにフィットできる強力な選手だ。
◾️残り1週間ですが、今の心境を教えてください。
フットボールの基本は楽しむこと。そして怪我をしないこと。これが何より優先されるが、より充実した年度末にするために我々はハードワークをして3ポイントを重ねなければならない。
体調管理と基礎トレーニングをメインに行っているが、多忙な選手たちは自分たちの思うように日常を管理できるわけではない。
試合当日にどのようなシステムがより機能できるかを考えるのが監督としては頭を悩ませるところだ。