【中学受験算数】必須の解法とは?【文章題編】
中学受験の算数では、小学校の算数と異なり、「解法」が存在します。その「解法」のチェックとして、こちらをお役立てください!
特殊算
①つるかめ算
これは中学受験では代表の解法です。「面積図」に直したり、「片方だけに全て合わせて考える」方法もあったりします。
・基本
つるとかめを例に挙げると、つるとかめが合計何匹いるか、そして足の本数が全部で何本かわかっているもの
・派生
つるとかめの合計が何匹いるかわかっていて、また「足の本数が、例えばつるの方が14本多い」など、足の本数の比較の問題
3段つるかめと呼ばれる、要素の個数が3つある問題。つる、かめ、昆虫など
②芋づる算
これはつるかめ算で言えば、「つるとかめの合計何匹いるかが分からない」パターン。数学を学習していれば「不定方程式」のパターンで、サピックスでは不定方程式というタイトルになっている。
③差集め算・過不足算・とり違え
この解法は線分図で学習するか、数字を羅列して、「6 6 ・・・6 | 14不足」と書くかなど、色々な方法があります。いずれも「差を集めたら合計の差になる」ことを念頭に置いて計算すべきですね。
④植木算
植木算は解法の中ではオーソドックスですが、「1多いか、そのままか、1少ないか」を必ず考えられるようにする習慣をつけることが重要です。
⑤年齢算
これも線分図に直して考えるかそのまま計算で求めるかになりますが、分からなければ線分図にまとめるよう意識していきましょう!
⑥相当算・倍数算
基本的には「線分図」→分からなければ「消去算」で、特殊な状態(和一定、差一定)以外は解く。記号を置いて解くため、記号に慣れる必要はあります。
⑦仕事算、ニュートン算
全体量を最小公倍数で置くと計算しやすいが、全体量を1とする解き方もあるため、解法はその塾その塾で合わせていくべきものです。
その他抑えるべき解法も順次挙げていきます。
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