【中学受験算数】図形のテクニック
中学受験の「図形」特殊に感じることも多いはず。ここでは中学受験に登場する幾何の中で「テクニック」を紹介していきます。
①補助線
補助線の引き方は主に4パターンあります
・延長
・垂線
・円の中心と円周上の点を結ぶ線
・平行線
平行四辺形の辺から飛び出して、延長して引いたりすることは有名ですが、
・三角形の面積を求めるために垂線を引く
・二等辺三角形を作るために、円の中心と円周上の点を結ぶ線を引く
・線分の長さを求めるために、ピラミッド型の三角形を作ることができる平行線を引く
は結構忘れやすいことですので、覚えておきましょう!
②面積比
2つの図形の面積比を求めるためには
・相似かどうか?→相似であれば、「2回かけて面積比に直す」
例)辺の比が2:5→相似比は4:25 (2×2:5×5)
・共通な底辺、高さがある場合
→底辺比(高さ共通)、高さの比(底辺共通)
・1つの角度を共有する2つの三角形
→噴火型の面積比
図の形でしたら、上の小さな三角形と全体の三角形の面積比が
3×1:5×3=1:5と求められます。
③正方形の面積から、辺の積の値を求める。
例えば、1辺が6cmの正方形の対角線の長さは求めることができないが、その対角線の長さを2回かけた値は求めることができる。
正方形の面積は
「対角線」×「対角線」÷2
と
「一辺」×「一辺」
で求めることができるので、同じ正方形の面積を2通りで表して
「対角線」×「対角線」÷2=36から、「対角線」×「対角線」=72と求められます。
これは円の問題で「半径×半径」の中に応用されることもあるので、覚えておきましょう!
他にも「角度問題は二等辺三角形を疑え」など色々あると思います。解けないものはテクニック不足と考えて、復習しましょう!
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