観る将が将棋を指してみた(23) ~2023年6月編~
観る将の私が将棋のオンライン対局をはじめて1年以上が経ち、それなりに楽しめるようになってきたのですが、なかなか上達しない自分に歯痒い思いも感じています。
2023年の年初を将棋倶楽部24の10級で迎え、本年の目標を8級としました。上級者の方々からアドバイスをいただいたり、自分の経験を書くことで、私と似たようなレベルの方々と情報交換していけると嬉しいなと思っています。
なお、バックナンバーを下記マガジンにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
初段免状
日本将棋連盟が発行する初段免状が大人気だそうですね。連盟のHPを確認すると、免状には会長と名人と竜王の直筆の署名が入るようで、今だと羽生善治会長と藤井聡太竜王名人の署名ですから人気も頷けます。初段で33,000円という値段をどう感じるかは人それぞれですが、あまり物欲のない私も欲しいなぁと思ってしまいます。
連盟のHPには、段級位取得の方法が記載されています。棋士の推薦など様々な方法があり、将棋倶楽部24や将棋ウォーズの段級位でも申請できるようですが、現在の私の実力だと初段は遠い道のりです。新聞や雑誌などの認定問題という方法もあり、もしかしたら私にはその方が向いているかもしれません。
なお、級位認定状(4,400円)というものもあり、これなら今の私でも申請できそうです。ただし直筆ではなく印刷なので、少しためらっているところです。
実戦詰将棋
上級者の方には物足りないかもしれませんが、実戦で現れた詰みがある局面(持ち駒は余ります)を紹介します。
①上図は後手玉に即詰み(水匠によれば11手詰め)が生じています。1分将棋で詰ませることはできますか?
実戦では後手が△6六歩ではなく△6二銀などと自陣に手を戻していれば優勢を維持できていたようですが、珍しく一瞬の隙を突いて逆転することができました。将棋の難しさでもあり、楽しさでもありますね。
2023年6月の戦績
将棋倶楽部24
33勝28敗(勝率.541)
先手:19勝18敗、後手:14勝10敗
相居飛車:14勝14敗、対振り飛車:19勝14敗
6月は久し振りに勝ち越しました。先月苦しめられた振り飛車に勝ち越せたのが大きな要因ですが、まだ振り飛車対策が上達した実感はありません。級位も10級と11級の間を行ったり来たりで、9級が遠く感じられます。
将棋ウォーズ
7勝3敗(勝率.700)
先手:3勝1敗、後手:4勝2敗
相居飛車:1勝3敗、対振り飛車:6勝0敗
久し振りに10局ほど将棋ウォーズに参戦してみました。以前に比べると、序盤はある程度速く指せるようになったのですが、中盤以降はやはり相手より先に時間がなくなってしまいます。急戦がうまくいくと比較的短手数で勝てるのですが、3敗の内2敗は切れ負けでなんとも悔しい思いです。相手も同じ条件なので文句は言えませんが、特に二段の方を相手に時間に追われて詰みを逃し、挙句の果てに切れ負けというのは残念でした。