ABEMA地域対抗戦2025のチームメンバー予想
今年も「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」の開催が発表され、1月11日に監督会議が放映されます。この会議で各地域のメンバーが出場登録されますので、本稿では各地域のメンバー構成を予想しておきたいと思います。
今回は、監督と大会出場登録棋士の5人が登場するステージ1、勝利した棋士だけが出場するステージ2の二段階方式が採用され、5人全員が負けた時点で試合終了となるようです。前回は出場登録されながら出番がほとんどない棋士、采配に専念して対局しない監督がいましたが、今回は監督を含む5人全員が必ず1局は指すように改善されています。対局ルールは、前回と同様フィッシャールールで変更はありません。
北海道・東北
(北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)
監督:屋敷伸之九段
前回は広瀬章人九段、野月浩貴八段、戸辺誠七段、小山怜央四段が出場しています。
今回も広瀬九段、戸辺七段、小山四段は選出されると予想し、今年度好調の岡部怜生四段も有力候補です。
関東A
(茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉)
監督:羽生善治九段
前回は木村一基九段、佐々木勇気八段、近藤誠也七段、石井健太郎七段が出場しています。
今回も佐々木(勇)八段と近藤(誠)七段は選出されると予想し、丸山忠久九段、三枚堂達也七段、高野智史六段も有力候補です。
関東B
(東京・神奈川)
監督:渡辺明九段(ひざの手術の影響で交代することが発表されています)
前回は伊藤匠叡王、森内俊之九段、永瀬拓矢九段、増田康宏八段が出場しています。
今回も同じメンバーで臨む可能性もありますが、中村太地八段、高見泰地七段、梶浦宏孝七段、本田奎六段、斎藤明日斗五段ら他の地域ならば選出されそうな有力棋士が多く、一部入れ替えがあるかもしれません。
中部
(静岡・愛知・岐阜・三重・山梨・長野・石川・富山・福井・新潟)
監督:杉本昌隆八段
前回は藤井聡太七冠、豊島将之九段、八代弥七段、服部慎一郎六段が出場しています。
今回も藤井七冠、豊島九段、服部六段の選出は確実で、澤田真吾七段、青嶋未来六段、高田明浩五段も有力です。
関西A
(兵庫・京都・滋賀)
監督:谷川浩司十七世名人
前回は佐藤康光九段、久保利明九段、稲葉陽八段、出口若武六段が出場(井田明宏五段が1試合のみ代行出場)しています。
今回も久保九段、稲葉八段、出口六段の選出が濃厚ですが、西田拓也五段、冨田誠也四段、上野裕寿四段も有力です。
関西B
(大阪・奈良・和歌山)
監督:畠山鎮八段
前回は斎藤慎太郎八段、大石直嗣七段、大橋貴洸七段、古森悠太五段が出場しています。
今回も斎藤(慎)八段、古森五段の選出は確実で、千田翔太七段、池永天志六段も有力です。
中国・四国
(鳥取・岡山・島根・広島・山口・香川・徳島・高知・愛媛)
監督:山崎隆之八段
前回は糸谷哲郎八段、菅井竜也八段、黒田尭之五段、藤本渚五段が出場しています。
今回も同じメンバーで臨む可能性もありますが、徳田拳士四段も有力です。
九州
(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)
監督:深浦康市九段
前回は佐藤天彦九段、都成竜馬七段、佐々木大地七段、古賀悠聖六段が出場しています。
今回も同じメンバーで臨む可能性が濃厚です。