Syrup16gと青春
昨日通勤の車の中でSyrup16gを久しぶりに聞いた。相変わらず歌詞が暗いなぁ。
でもその世界観救われた自分もいる。
大学生の時に初めて聞いて衝撃で。すぐアルバムを集めて全部聞いた。当時は「クーデター」が一番好きだったかな。
仕事終わって家でラストライブのthe Last Day of Syrup16gのDVDを観た。
懐かしい。
ここには本当にドラマが詰まってる。
Vo.Gtの五十嵐隆を筆頭に3ピースバンドとして活動してきたsyrup16g
陰鬱な歌詞、重たいサウンド。
万人受けはしないと思う。けれど私は大好き。
底抜けに明るいダンスポップとか、アイドルの音楽とか、全く聞かないわけでは無いけどやはりこういった自身の哲学というか、考えさせる歌詞は好き。
音楽性も私が好きなNirvanaとかGreen Dayとか90年代初頭に流行ったグランジ、パンク、オルタナに近い部分があったから。
五十嵐隆は稀有なメロディメーカーだと思う。
「死」「怠惰」「内省」「劣等感」「焦燥感」「虚無」
とても内罰的な歌詞が並んでいてもどこかスッと聴けてしまうのはメロディの良さがあるからだと思う。どこかポップで、キャッチーで韻を踏んだり、言葉遊びが上手く、耳心地がいい。
今は家族も出来て中々ライブに行く機会は無くなったけど、Syrupだけは家族に懇願して行かせてもらってる。まあライブ回数も少ないので頻繁に行くことがないからちょうどいいんですけど。
Les Misé blueも聴いた。
ライブにも行って、いつも最初はう〜んって思うんだけど、聞くとなんかどんどん味が出てくるんですよね。今回は比較的明るめ?な方だと思います。
Everything with Youとかメロディが絶妙にいい。
歌詞は相変わらずちょっとネガティブなのにそれを感じさせず、口ずさめるような軽快なメロディ。このバランスがSyrupなんですよね。ギャップというか。
Don`t think twice も好き。アコギサウンドがいいですし、やはりメロディ!
8ビートの心地いいリズム。
診断書も好きで、サビの言葉遊び最強なんですよね笑
診断書
死んだっしょ
↑のこんな歌詞普通の人浮かびます?笑 そしてこれをサビに放り込みます?
このセンスが大好きすぎる。面白い。
中畑さんのシンプルだけど力強いドラミング。叫びながら叩く姿はドラマーの私は憧れでしかない。
キタダさん技巧派のベースライン。よくよく聴いたらめっちゃ細いフレーズ入れるんですよね。五十嵐さんがどうしてもギターボーカルで3ピースだから音が単調になりがちな所を陰ながら補っているんです。
この二人が支えているからこそ五十嵐さんのメロディラインが光るんですよね。
この前はHell-Seeの20周年ライブにも参戦してきました。
あ〜青春時代の曲や〜!って思いながら涙しながら聴きました笑
またライブやってくれないかなぁって楽しみにしながら日々過ごしてます。