寄付文化が根付かない理由
今日は寄付文化について話したいと思っています。
この奨学金バンクでは寄付も集めています。
集まった寄付金を通じて、奨学金の返済期間を延ばす取り組みを行っているのです。
寄付を集める活動をしている中で、「日本には寄付文化が根付かないよね」という話がよく出ます。
確かに、日本では寄付文化があまり根付いていないと感じます。英語で言うドネーション文化がアメリカではしっかりと機能しています。
例えば、卒業した大学に寄付をし、その寄付金が奨学金や設備投資に使われるという形です。
では、なぜ日本では寄付文化が根付かないのでしょうか？
それは、対価に対してお金を払うという考え方が強く根付いているからではないかと思います。
寄付に対しても何かしらの具体的な対価を求める人が多いのです。
無作為にお金をばら撒くわけではありませんが、この寄付という文化は、資本主義経済や貨幣文化の影響を受けているのかもしれません。
しかし、アメリカでは寄付文化がしっかり機能しているので、一概に資本主義経済の弊害とは言えないでしょう。
日本においては、対価に対する通貨の考え方が強すぎるのかもしれません。
今日は、寄付文化について考えてみました。
いつもありがとうございます。
寄付文化が根付き、豊かな社会づくりができればと思います。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。