「糖尿病になっているけど障害年金を受給できますか？」とご質問をいただきました。

2021年10月10日 21:57

糖尿病は障害年金対象の傷病です。しかし症状の重さにより受給の有無は決まります。

先ず初診時に加入していた年金が厚生年金の場合、３級まで級があるので以下の場合受給できる可能性があります。

１．Cペプチド値が０．３ng/nL未満
２．意識障害により自己回復できない柔道低血糖が月一回以上ある
３．糖尿病ケトアシドーシス又は高血糖高浸透圧症候群による入院が年一回以上ある

今回の相談者様は、初診時国民年金加入だったため、２級にならなければ年金受給が出来ません。

糖尿病での２級とは、

「糖尿病性網膜症を合併」「糖尿病性壊疽を合併」「糖尿病性神経障害」「糖尿病性腎症を合併」などにより、２級に該当する可能性がでてきます。

合併症が出ていない状態では障害年金２級程度にはならないことを説明しました。手帳は持っていると説明されましたが、障害者手帳と障害年金はイコールではありません。加入年金・症状の重さによって同じ病気でも受給が変わってきます。

ご自身の症状が障害年金対象かご不安な方は、いつでもお問い合わせお待ちしております。

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