#14 日銭のパワーは偉大である。
日銭のパワーって偉大だよねと言う話。
1円を笑うものは1円に無くという言葉には本当に共感しかないと思う。新聞やテレビ、ネットニュースなどでは大きなスタートアップや注目のベンチャー企業が良く目立つ。そういう企業に多いのは○○事業の1点張りみたいなケース。ある事業に特化して集中して、ユニコーン(企業価値10億ドル以上の非上場企業)を目指そうだなんて言われたりする。
だからこそスモールビジネスはそんなに目立たない傾向にあると思う。
だけどもう一度言おう、日銭のパワーは本当に侮れない。
私の場合は自社でバーを保有している。それほど大きくない小さなバーだが、いつもとりあえずそこで仕事をしている。オフィス兼バーと言った感じである。
普通のオフィスのみの場合は当然商談などがまとまらなかったり受託案件が無ければ売り上げはゼロになってしまうが、バーがあるとどうだろう。大当たりはしないだろうが適当に顧客が来て数千円、数万円を生み出してくれる。これを大きいとみるか小さいとみるかはその人のステージによって大きく変わるとは思うが、
本当にゼロから事業を立ち上げるとなった際、売り上げがゼロでどうしようもないがプロダクトの用意をやらないといけない時もある。そんな時売り上げもないまま数か月、、なんてことはザラにある。もしこの数千円が無かったらプロダクトはより早く死んでしまうし、精神安定上よくない。
弊社の場合は大きく分けて4つ、飲食店(バー業務)/靴磨き(革製品修繕全般)/広告業務/新規事業開拓を一つの場所で行っている。窓口は全て一つの箇所にまとまっているので移動する必要が無く労力は4分の1。どれかが上手くいかなくてもどれかで稼ぎ出すので、簡単に事業が死んだりしない特徴がある。(勿論、大変ではあるのだが。)
日銭のパワーは偉大なのである。特に0原資から売り上げを立てる際には。
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