#21 ビジネスが上手くいかなくて鬱になる人の特徴。

ビジネスが上手くいかず、鬱になってしまう人は多い。日本国内において自殺者は年間3万人に上り、(まあその原因はいじめなど様々だが)実はその大半を占めるのは中小企業の社長が大半を占めると言われている。

中小企業と言わず零細企業の社長もそうだが、会社が上手くいかない/孤独がつらいと言う理由で病んでしまう人は圧倒的に多い。だからこそ瞑想などを始めとしたマインドフルネスが流行ったり、労働基準の改善なんてものが流行ったが、はっきり言って何の解決にもなっていないと思う。

はっきり言って経営者で鬱になる人と、恋愛依存体質のメンヘラは似ている。

経営者で鬱になる人は基本的に自分の事業あるいは会社、収入源を1つしか持っていないことが多い。これが致命的な問題だ。

精神が安定している人というのは興味の対象が多くある。例えば仕事も趣味も、恋愛も順調で、友人も多いなんて人は基本的に病まない。要するに依存先が多い。分散している。何か一つ上手くいかなくても他の何かがその悲しさをカバーしてくれるからだ。

逆に恋愛依存体質のメンヘラというのは、依存先が一つしかない。仕事も趣味も友人関係も何も興味が無くて、彼氏だけに依存しようとする。もしその状態で彼氏に自分のことを否定されたらどうだろうか?もう人生どうでもよくなるのではないだろうか。

恋愛のことや交友関係と言った話においてはよくわかっている人でも、なぜかビジネスの話になると途端に分からなくなってしまう人が多い。仕事は一つのことを極めたほうがかっこいいなんて言う人が日本には多い。

いや、確かに一つのことで大成功を収められるならそれは本当に凄く格好いい。しかし実際のところ、一つのことだけやって大成功を収められる人なんて、片手に数えるぐらいにしかいないのだ。

事業や会社経営というのは詰まるところ製品サービスを対価にお金を生み出すものである。上手くいっているときは良いのだが上手くいかないときは凄い勢いで負債を生み出す。そしてそのお金というのは血液の様に、交友関係、趣味、恋愛、更には生存の全てに影響を与えてしまう。上手くいかなくなった瞬間、すべてが終わったように感じてしまう。

また付け加えると創業者の場合その会社には凄い思い入れが詰まっているものだ。単に金が稼ぎたかっただけじゃない。自分の持つこの技術やサービスで顧客に感動して頂きたいと本当に思っている。そう思って上手くいかない時、裏切られたと時、つらい時も耐えてきたのだ。その会社がおわるかもしれないとなれば鬱になるのは当然である。

つまるところ、鬱にならないためには大量に事業や会社を作って、一個ダメでもまあいいか、ぐらいに思えるようになることが大切である。

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