シェア
ゆなこ
2020年6月19日 05:50
宇宙へ連れて行ってくれる大きなくじらがいた…それは、ゆったりと天の河を泳ぎ、星々のかけらをまとう。額には大きな角。色は銀河を集めたようなマダラ模様だ。大きな尾っぽをゆーらりと動かして気持ち良さそうだ。一角くじらと呼ばれるそのくじらは天の河の主。布団に入り目を瞑ると、遠くからゆっくりと星屑がやってくる。一角くじらが纏う星のかけらだ。一角くじらは深い眠りの海の中に現れる。見つけられずに通り