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自転車屋の収益源はパンク修理だけではない。

 以前の記事ですが、「自転車屋はパンク修理で儲けている」と言われがちです。
 しかし、実のところ、自転車屋はパンク修理をあまりしません。

 上の記事で引用したブログ記事のように月に90件ものパンク修理をすることはほぼあり得ないと言っていいでしょう。嘘です。

 ほかにも、パンク修理月150件で15万円の粗利益、なんていう記事もありましたが、眉唾ですね。

 だいたい上のような感じになります。

 自転車屋の修理部門だけでみると、収益の圧倒的なパーセンテージを占めるのはタイヤチューブ交換です。

 ゆえに、適切にパンク修理からチューブ交換やタイヤチューブ交換に持っていくスキルが大事になってきます。

 注:必要がないのにチューブ交換やタイヤチューブ交換に持っていくのはダメです


 「自転車屋は儲けようとしてすぐに交換をすすめてくる」と言われることが多いのですが、パンク修理は一時しのぎの応急処置です

 私はお客さんにチューブ交換もしくはタイヤ・チューブ交換を積極的にすすめますします。

 なんでもかんでもパンク修理で対応し、「パンク修理したのにまたすぐパンクした」と言われるより、パンク修理は一時的な処置であること、チューブの状態の説明や、状態が悪いならそのリスクなどの説明を尽くすべきだと思います。
 

 せっかく技術を持っていて、知識も経験もあるのなら、それらを最大限生かした仕事をしていきたいですね。

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