久しぶりの試合フル観戦
現在NYで開催されている全米オープンテニス2020。新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていたが、無観客でなんとか開催されることとなった。
自宅のテレビはWOWOWに加入しているので、テニスの四大大会が全てリアルタイムで放送され、自宅で観戦できる。しかし、問題は時差!NYのデイタイムはこちらの夜中。全米オープンの時期は観戦に夢中になってなかなか寝れない、というのが毎年の恒例であった。
昨夜がまさにそうだった。夜中の1時から始まったのは僕が楽しみにしていた一戦。日本の西岡良仁選手とイギリスのアンディ・マレー選手の対戦だ。
前半。西岡選手が先に2セットとり、かなり優位に立つ。ここまで見事な試合運びだった。(3セットとって勝利)この時点でもう3時くらいだったが、西岡選手の勝利を見届けるべく、観戦を続けた。しかし、ここからマレー選手の反撃が始まる。怪我での一時離脱により今のランクこそ115位だが、元世界1位。オリンピックでは金メダルも取っている。驚異的な粘りと、アグレッシブなプレーで少しづつ西岡選手を追い詰めていく。
勝負はファイナルセットへ。もう周りは明るくなり始めた午前5時ごろだった。熱い試合展開に一人で盛り上がり、ここまで一睡もしていなかった。ともに互角のラリー展開を見せ、本当に激闘だった。結果はマレー選手の勝利。
4−6、4−6、7−6、7−6、6−4 という大逆転勝利だった。試合時間は4時間39分。応援していた西岡選手が、あと一歩のところで負けてしまった残念さと、マレー選手のすごさに、興奮覚めやらぬままベッドに入ったのは6時だった。
久しぶりの試合観戦、しかも1試合をリアルタイムで始めから終わりまで観たのは本当に久しぶりのことだった。
観客の声援がなく、会場のモニターにテニスファンの顔が映し出されるだけというどこか寂しい雰囲気の中始まった試合だった。しかし、いざ試合が始まれば観客のいない寂しさなど微塵も感じさせない熱い試合!
自分のテニスに活かせることがあるかと言われると、プロの試合は競技が違うんじゃないかと思うほどで難しいが、1つ言えることは「最後まで絶対に諦めないアグレッシブなメンタルを持って戦うことが勝利につながる」ということだろうか。
特殊な環境で行われうこととなった今大会。はたして誰が優勝するのか。これからの戦いが非常に楽しみである。(観戦していると不規則な生活になるのでほどほどにしなければなりませんね・・・)
ここまで読んでくださった方、そしてテニス好きだよ!という方、ぜひスキやコメントをしてください! それではまた明日!