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生徒への接し方

今日も塾でのバイトを終えてきた。
最近、塾で生徒に教えていて、つくづく感じることがある。

小学生に教えるって、難しい・・・

正確にいうと、”教えること”よりも”接する”ことが難しい。

アルバイト先の塾では、小学生、から高校生まで担当の生徒がいるのだが、小学生に教えるのが一番難しい。今担当している子はもう1ヶ月以上経ったが、どうも距離が縮まった気がしない。
僕と話すとき、なんとなく生徒も緊張しているし、それが伝わってくるのでなんだか僕の方が緊張してしまうのだ。雰囲気を和ませようと思って、自分なりに面白いことを言ってみるのだが、大抵失敗する。小学生は正直だから、苦笑いもしてくれない。。。

問題の解き方を教える、ということ自体はできるので、先生として最低限の役割は果たしているのだろうけど、本来は個別指導なので、もっと生徒からなんでも聞きだせるような存在になることが求められている。
先輩の先生方は、それができていて、生徒とも楽しそうに話をしている。学校の様子や家での勉強の様子など、何気ない会話から様子を伺っているのだ。


簡単そうに見えるけど、なんでうまくいかないのだろう??

自分なりに考えてみた。
たぶん、育ってきた環境にも一因がありそうだった。

まず、一人っ子なので、自分より年下の子とコミュニケーションをとる機会が少なかった。しかも、小学生の頃からゲームもしない、アニメも見ない、かといって外でわんぱくに遊ぶような子でもなかったので、(何してたんだ??笑)
小学生と話すと言っても何を話題にしていいのかよくわからないのだ。

生まれてこのかた、学生をやってきて同学年の子でも、男女問わず下の名前で読んだことなどほとんどなかったから(自分が下の名前で呼ばれることさえ、なんだか違和感を感じてしまう)、ましてや8つも9つも年の離れた生徒を名前でなんて呼べない。 と思っていたら、担当ではない先輩講師が僕の担当している生徒のことを「お!〇〇、元気にやってる?」と声をかけていてびっくりした。笑

授業始めの雑談もなく、「はい、時間だから始めるよ!」ということになってしまう。これでは小学生からしても、「この先生つまんないなぁ・・・」という感じなのだろう。

その分、大人と接する機会が多かったので、年上の方や先輩と接するのはそれほど緊張しないし、抵抗感もない。だから、決して人見知りというわけではないのだろう。


できれば、中学生以上を担当したいなぁ・・・と思い始めているのだが、担当している以上は投げ出すわけにもいかない。
僕は僕なりの距離の取り方で、少しづつ打ち解けあっていくしかないのだろうか。


小学生との接し方、模索中です・・・

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