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5月30日の企画のこと

表題の件にもありますように5月30日(木)自主企画ライブを開催します。
前回が1年ちょっと前のイシュのレコ発だった。いやー、早いね。

今回はレコ発じゃなくて、自分の中で「音楽活動初めて共演は一度あるがその後まったくない人と再会する」がテーマだったので、ここに沿った結果お招きするのが中川理沙さん。
2009年11月に昆虫キッズが豊田道倫のバックバンドで十界修行を重ねていた時期に中川さんのバンド「ザ・なつやすみバンド」が対バンだった。

そういえば、当時のライブの動画がアップされていた。
皆さん元気いっぱいだね。

この日、出番が終わって僕がメンバー内でいちばん早く楽屋に戻ると中川さんがぽつねんと佇んでいて、「どうもー」みたいに声かけたときの眼光が鋭くてびびったことを覚えている。

そこから特にライブイベントで一緒になることはなかったけど、共通の知り合いのミュージシャンがいてその人のライブで会うことが何度かあった。
そのライブの打ち上げの酒席でお互い酩酊状態に陥り口論に至った記憶がある。何について言い合ったのか全く思い出せないがおそらく僕が一方的にわけのわからないことを捲し立てていたのだろう。
それから時がけっこう経って、お互いバンド形態ではなくソロで活動開始するっていう流れですね。思い出話はもういいや。

イベント当日の内容は中川さんのソロパフォーマンス。僕はメンバーに遊佐春菜(key)、髙島連(sax,and more)の2名を道連れにパフォります。
曲によってドラムが追加される可能性あり。
そうだ、会場は椅子ありなのでゆっくり観れるかなと。

今、僕が音楽を通して表現したいことって正直ないです。
というか、わからないまま20年近くやってきてようやく「ない」とまっすぐ言えるようになりました。
今になってずっと同じことを継続して続けてる人をとても尊敬します。
飽きないぶれないメンタルの強さ。いや、でもそれがメンタルの強さに直結するのか否か、僕が判断できることではないな。

でも続けてる人って動機の言語化ができる人だと思うんだよね。
例えば、友達と居酒屋で話してるときぽろっと発した言葉が自分に刺さる瞬間あるじゃないですか?
そんで、帰宅後にシャワー浴びてるときその言葉が頭の中で反芻するあの感じ。僕はあの感じに再現性をつけ足してやっていきたい。
これが音楽でできるのかはてさて。
うーん、できねえな。狙ってできることじゃない。
でも歌の中での歌詞の一節が誰かにヒットすることはあるので、ヒットはこれからも打っていきたい。

僕は何かを人前で表現する人って退屈なんだと思う。
自分を使って街や他人や他の生き物との間に記憶を作りたい。

ということで、5月30日よろしければ聴きに来てください。

あ、そうだ!
来場者特典として僕の活動をかれこれ17年以上追いかけている荒木ジョイ氏による手製ZINEが配布されます。
マニアの方是非読んでください。
僕の記憶から弾け飛んだ記憶が綴られており、青春の眩さに顔面蒼白。

2024年5月30日(木)お茶の水KAKADO

"ダイヤモンドサマーコンサート"

出演
高橋翔トリニティ(with遊佐春菜、高島連) 
中川理沙

開場18:30/開演19:00
予約/¥3,500 当日/¥4,000 (共に1オーダー)

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会場アクセス


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高橋翔です、昆虫キッズというバンドでけっこう頑張ってましたが今は個人で活動しています。 マガジン購読は月200円です。音楽活動の費用としてありがたく使わせて頂きます。登録解除もご自由にどうぞ!

詩、散文、エッセイ、コラムなどを書いてます。 時折、音楽活動におけるお知らせもあります。

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