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2024夏・ヨーロッパ旅行記 Day7

7/31(水)

早めに起きたが、月末で会社の経費精算があるので急いで対応。朝ごはんを優雅に食べようと考えていたが、量がかなりあったのでスキップしてなんとかやり切った。終わったらすぐに荷物をまとめてチェックアウト。

車で空港に向かう途中でお土産を買おうとスーパーに寄ったが、あまりいいものが見つからなかった。フライト時間の関係で先にフセインとお別れ。その後はアンナと2人でレンタカーを返しに行ったが、傷で100ユーロを請求されて揉めていた。結局なんとか話がまとまったが、自分なら特に抵抗せずに受け入れるしかないと思う一方、アンナはかなり強く主張していて日本人との違いを感じる出来事だった。その後は空港前のカフェで少しおしゃべりをして、ハグをして別れた。 

ナポリ行きのフライトは1時間ほど遅れて出発したが、乗客は誰一人として文句を言わないどころか、ずーっと楽しそうにおしゃべりしていて、着陸した時には拍手と指笛でお祭り騒ぎだった。イタリア人のポジティブさ、人生を楽しむ上手さは日本人も大いに学ぶことがあるなと感じた。

空港からはシャトルバスで市内へ向かう。バスを降りてからホステルまでは徒歩10分ほどだったが、落書きが多くゴミも散らかっていて、治安の悪い場所に来たのだと本能が働いた。雰囲気は南米の大都市のようで、チリのサンティアゴを思い出した。

旅をしていると落書きやゴミの散らかり具合で治安がわかる

スリに警戒しながら歩き、無事ホステルに到着。フロントのスタッフはイタリア語訛りがとても強く、正直何を言っているのかが全く分からなかった。12人部屋のドミトリーだったが、バスルーム2つにロッカーがついていて、何よりとても綺麗でいい感じ。朝ごはんから何も食べておらず空腹だったので、共用スペースに置いてあったパンを5個くらい鷲掴みして部屋で食べてから、街に繰り出した。

観光客だと思われないようにスマホとクレジットカードだけをポケットに入れ、あえて小汚い格好をして薄暗い路地を歩く。特に魅力的なスポットは無かったが、日が暮れる前に街の雰囲気を掴めたのはよかった。  

喉が渇いたので通りがかったケバブ屋さんに入ったが、勢いでケバブ・ポテトのセットを注文した。20時半からホステルでピザパーティーがあるのに満腹になった。

ヨーロッパで一人旅するといっつもケバブ食べる

ホステルの部屋に戻ると女の子2人がスペイン語で話していたので会話に入る。ボリビア人とアルゼンチン人だったので、両方とも行ったよと話すとすぐに仲良くなることができて嬉しかった。

シャワーを浴びて少し休んだ後、4階に行きピザパーティーへ。はじめはドイツ人のクリスと話し、その後はスタッフや他のゲストとUNOをしていた。イタリア人が3人いたのでイタリア語で数字や簡単な単語を教わりながらプレイしていたが、やはり言語は使いながら学ぶのが一番だと感じた。

UNOの後はベランダでおしゃべりを楽しんでいたが、イタリア人は本当に喫煙率が高い。一人旅の時は他のゲストと交流するためにホステルに泊まるが、こうしてホステル側がイベントをオーガナイズしてくれるとすぐに仲良くなれるので非常にいい。綺麗で快適な部屋も含め、これまで様々な国・都市のホステルに泊まってきた中でも最高ランクのホステルだった。

22時くらいに部屋に戻ったが、久しぶりに初対面の人と話してかなりエネルギーを消耗したのか、すぐに眠りに落ちた。

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