大学入学共通テストに関わるコロナ関連情報のまとめ
もはや第何波が来たのか、来ているのかさえ定かではありませんが、私の周囲では大流行中の感染症があります。
そしてそんな中、大学進学希望者の「甲子園」とも言える大学入学共通テストが来週の土日、1月14、15日に実施を予定しています。
ここでは大学入試センターのコロナ対応に関して、大学入学共通テストの受験に関わる情報をまとめてみたいと思います。
基本的に以下の情報はすべて大学入試センターのホームページや要項からの引用になります。
ただ、私の見間違い等の可能性もありますのでご注意ください。
マスクについて
原則、マスク着用を義務としています。
鼻マスクやフェイスシールドでの受験も認められていません。マスクができないという人の事前申請はすでに終わっています。
もし仮に急にそうした症状となった場合、事故等による受験上の配慮申請は1月11日まで可能のようです。診断書などを準備して手続きをした場合、別室受験の許可が下りる可能性はあります。
新型コロナ感染者について
新型コロナ感染による療養者(国のガイドラインによる療養期間の受験者)は受験をすることができません。
また、発熱や強い咳症状なども同様となっています。
この場合、追試験の受験が可能ですが、必ず受験票に書かれた「問い合わせ大学」に連絡をしなければいけません。
このことに関しては申請受付時間等が「受験上の注意」冊子に書かれていますので、しっかりと読み込んでおく必要があります。
その後、2週間後の1月27、28日に追試験の受験となります。
濃厚接触者(家庭内に陽性者がいた場合等)について
「新型コロナウイルス感染症患者との濃厚接触者として健康観察や外出自粛を要請された場合の対応等」の冊子に以下の図があります。
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この場合、別室での受験となりますが、こちらも電話で「問い合わせ大学」へ連絡をしたのち、書類を準備する必要があります。
移動手段に関して
昨年度に続き、今年も濃厚接触者の移動手段についてタクシー等を利用できるというニュースがありました。
原則は自家用車などを利用することとなっていますが、そうした手段の無い受験生に配慮したものです。
注意として、流しのタクシーは利用できず、検査が陰性かつ無症状であることを告げた上で予約すること、となっています。
全体的な注意点
ともかく感染に関して状況が変化した場合、速やかに「問い合わせ大学」へ連絡をする必要がある、と考えてればよいでしょう。
自己判断を行うと、追試験の受験さえできない可能性があります。
まずは大学入試センターのホームページや大学入学共通テストの要項の内容を理解して、「問い合わせ大学」への連絡を行うのが最善の手段と言えます。
また、タクシー事業者が少ないなどの理由で予約が困難な場合は、文科省が10日に相談窓口を開設するようです。(03・6734・4739)
こちらの方にも連絡をしてみるとよいかもしれません。
さまざまな代替措置を講じてはいますが、やはり本番で受験をできるのが一番です。
共通テストまであと1週間、受験生の皆さんは体調管理に気を付けて過ごすべきでしょう。