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ベストなタイミングかどうかなんてやってみないとわからない。

2021年の11月にアメリカに来てから早くも1年が経ちました。
泣きべそをかきながら、キラキラした人たちを横目で見ながら奮闘してきた1年を振り返り、また次の糧にしたいなと思います。

ここ1年での一番の学びは「ベストなタイミングかどうかなんてやってみないとわからない」です。

自分の人生の中でこんなにも色々なことが好転した1年はなかったのですが、結果として上手くいったことのすべてにおいて「これは絶対にうまくいく」という確証はありませんでした。でも今、自分が想像していたよりも遥かに良い状況にいることができています。なぜそれが起きたかと振り返ると、「正しいタイミングで正しい場所にいた」だけなんだと思います。自分の中身は結果ほど変わっていないです。

「まだ準備不足だよ」というのが自分の常々感じていた恐れでした。特に今回、アメリカに挑戦する際には言語という壁がありました。
でも「準備ができている」ってどういうことなんでしょうか。ゲームなどでも能力値がありますが、あれが高い人が勝つわけではないじゃないですか。その能力を正しく使うチャンスを得た人が勝つんだと思います。
十分じゃなくてもゼロじゃないのなら戦ってみるべきだと学びました。
そして同時によくある能力値比べには参加しないのが吉だと学びました。
というかそれが多すぎるんだと思います…

正直、英語に関しては今も毎日わからないことだらけですが、準備不足だと嘆いて1年日本で能力値を磨き続けていたらNBA Japan Gamesの際に球団の一員として来日することも叶わなかったわけです。
以前の私は「満を持して」が好きなタイプだったのですが、自分の過去を振り返っても「満を持して」成功する前に成功するチャンスはたくさんあったんだろうなと思いました。

つまり、大切なことは「いかにしてできない自分を受け入れ、そのときにできるベストなチャレンジをするか」なんだと思います。そういう意味では、アメリカという国はそれを受け入れてくれる国だなと感じています。

仕事でも日々わからないことだらけですし、失敗してパソコンの前でへこむ日も多いですが、「準備ができていなかった自分がそれでも頑張ってくれた」から今の立場にいれることは間違いないと思うので、その自分の勇気に恥じないように頑張っていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

児玉昇太

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