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「落としのプロ」直伝! 奇跡の【刑事力】コミュニケーション術<イベントレポ>

こんにちは! ライターの三橋です。

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今回は2020年7月29日(水)20時~21時に開催されたイベント、「『落としのプロ』直伝! 奇跡の【刑事力】コミュニケーション術」の様子をお伝えします。

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講師は14年間、捜査一課の刑事を務めた佐々木成三さん。「犯罪を取り締まる側から犯罪を生まない環境作りへ」という思いで、現在は刑事コメンテーターとしてテレビコメンテーターやセミナー講師として犯罪防止のための活動を行われています。

そんな佐々木さんが、刑事時代の取り調べや事情聴取のなかで身に着けた「人からうまく情報を聞き出す」ための対人コミュニケーションのコツを教えてくれました!

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まずは、相手とコミュニケーションを取る上での基本的な考え方から。
刑事時代、被疑者や被害者、その家族など、簡単には心を開いてくれなかったり、知りたいことを答えてくれなかったりする方々とコミュニケーションをとっていた佐々木さんは、常に意識していた4つの基本概念があるといいます。

・相手の考えはすべて理解できない
・自分の考えは相手に全ては伝わらない
・同じ景色を見ていても違う景色が見える
・思い通りにいかないのが当たり前

これらの考え方のおかげで、佐々木さんは対人ストレスをあまり感じたことがないのだとか。
様々な背景・態度の相手と関わっていてもストレスを感じないというのはすごいですよね。

どの考え方も、言われてみるとその通りであるように思えるものの、いざコミュニケーションをとるとなると、ついつい「相手の考えは全部わかっている」「自分の考えはすべて伝わっているはず」、などと自分の都合のよいように考えてしまいがち。

まずは心構えから変えることが、スムーズなコミュニケーションへの入口になるのだと勉強になりました。

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また、コミュニケーションをうまく進めるための具体的なポイントも紹介してくれました。
自己開示の重要性や、相手との話し方のレベルの合わせ方など、実体験をもとに具体的な効果、実践方法を説明してくれた佐々木さん。

なかでもアイスブレイク(=本筋の話に入る前に行う雑談)の重要性のお話は印象的でした。
佐々木さんは、次のアポをとるためにアイスブレイクだけで話を終えることもあるそう。相手の心を開かせるために本題以外の話をするのは、そんなにも大事で効果もあることなのかと驚きました。

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この他にも仕事やプライベートの場で活かせるコミュニケーションのコツを、次々とわかりやすく紹介してくださり、「明日からすぐ試してみよう!」と前向きな気持ちで受講を終えることができました。


刑事力書影

「刑事力」コミュニケーション~優位に立てる 20の術~』では、イベントのなかで紹介してくれたもの以外のコミュニケーション術も紹介されています。
「思ったように話を進めるのが苦手」、「質問しても聞きたいことと異なる答えが返ってきてしまう……」といった悩みを抱えている方は、ぜひ1度読んでみてください!


編集/小川利奈子 文/三橋七緒
2020.9.8 作成


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