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やっぱりダイエット中はタバコはやめた方がいいの?

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

あなたは、ずっと健康でありたいと思っていますか?

あなたは、ずっと長生きしていたいと思っていますか?


それなのに、たばこを吸ってはいませんよね?




もしも喫煙しているとしたら、まっ先に僕は禁煙することを強くお勧めいたします。

喫煙に害があることは確実で、その害は大きいです。

喫煙者は減りつつありますが、いまだに日本人の2割弱がたばこを吸っていると言われています。


「たばこはやめられないけれど、せめて他のことで埋め合わせしたい」

と考えている方は、残念ですがどれだけのことをしたとしても、たばこの害を打ち消すことはできないでしょう。それほどたばこの害は大きいです。


ちなみに。

僕は喫煙されている方を非難しているつもりはありません。

何故ならば、僕も昔喫煙者だったからです。
他の人に何を言われようが、辞めようとも思いませんでした。リスクを知っていてもです。


このような背景もありまして念のために申し添えますが、他人に迷惑をかけないのであれば、リスクを承知のうえでたばこを吸う自由はあるべきだと考えています。

健康でいたいか、長生きしたいか、あくまでこれは価値観の1つにすぎない。この価値観が正義だとして人に押し付ける、強要する気が一切ございません。

別に、健康ではなくても良いし、長生きするつもりもない、それよりタバコという嗜好品を吸って生きることが自分の人生の矜持なんだというような生き方もあって良いでしょう。


それを踏まえた上で、僕は禁煙を推奨いたします。

なぜか?

それは僕は「好きなものを生涯食べることができる身体でありたい」ということに価値を感じていますので、それを実現するためにはできる限り健康な身体でありたいと思っているからです。

今回は、健康の面から禁煙を勧めたいということ、そして僕は「ダイエットの指導者」でもありますので、ダイエットの面からも禁煙を推奨させて頂きたいです。

○健康面において

●発がん性物質

たばこの害として、真っ先に思いつくことは「発がん性物質である」ということではないでしょうか。

例えば「肺がん」について。

たばこを吸わなかった場合と比較して、能動喫煙は肺がんを約4~5倍増やすと言われています。

たばこを吸わないと10人が肺がんで死ぬとしたら、たばこを吸うと肺がん検診なしで40~50人が肺がんで死に、肺がん検診を受けるとその2割が肺がん死をまぬがれて肺がん死は32~40人になる、といったところです。

がん検診を受けないよりは受けたほうがマシですが、たばこの害を打ち消すことはできません。

そして、がんになるのは肺だけではありません。たばこを吸うことによって本人がなりやすいがんはたくさんあります。

・鼻腔、副鼻腔がん
・口腔、咽頭がん
・咽頭がん
・食道がん
・肝臓がん
・胃がん
・膵臓がん
・膀胱がん
・子宮頸がん

などなど。

●がん以外の健康への影響

がん以外にもたばこを吸うことで健康への影響を及ぼします。このような症状を引き起こす可能性がたくさんあります。

・脳卒中
・ニコチン依存症
・歯周病
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・呼吸機能低下
・結核
・虚血性心疾患
・腹部大動脈瘤
・抹消性の動脈硬化
・2型糖尿病の発症

また、妊娠中の場合だったら早産の可能性だったり、低体重で出生したり、胎児発育遅延になることもあります。

○たばこ1本に含まれる有害物質量

たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」とたばこの先から立ち上る「副流煙」があります。そして、自分の意志とは関係なく副流煙を吸い込んでしまうことを受動喫煙といいます。

たばこに含まれる有害物質は、主流煙よりも副流煙に多く含まれると言われており、代表的なものがニコチン、タール、一酸化炭素です。

●ニコチン

血圧上昇や心拍数増加など、心臓に負担をかける原因となります。
副流煙には主流煙の約2.8倍。

●タール

発がん性物質を含むため、がんの発生を促し、肺を黒くする原因にもなります。副流煙には主流煙の約3.4倍。

●一酸化炭素

酸素の運搬を妨害するため、心臓に大きな負担をかける原因となります。
副流煙には主流煙の約4.7倍。


「禁煙は辛い、難しい、めっちゃ吸いたくなる」

そう思っている人は多いのではないでしょうか。

僕はたまたま1回でやめることができ、それ以来ずっと禁煙していますが、やめられない人はなかなかやめられません。身体に悪いとわかっていながらも、なかなかやめられないのです。

それは、根性がないからでも意志が弱いからでもなく、ニコチン依存症だからです。たばこの煙に含まれるニコチンは、脳のニコチン受容体と結合してドーパミンを放出させ、快感や満足感をもたらします。

これが繰り返されるうちに、ニコチンがないとイライラするといった不快な症状(離脱症状)を来すようになるのです。

○シンプルに禁煙すると良いと思うこと

●老化予防

喫煙により40歳時点で肌は 10 歳老化します。喫煙は皮膚のしわ、しみなどへ良くない影響を与えます。 タバコを吸わないことで、肌は長く健康です。

●歯が綺麗になる

喫煙をすることにより、歯は黄ばみ、歯ぐきは黒く変色します。 将来歯を失う危険性は2~3倍高くなります。タバコを吸わないことで、健康的な歯と歯ぐきを得やすくなります。

●口臭や体臭を気にしなくてもよい

タバコの臭いを不快に思う人はたくさんいます。足や汗の臭いより、タバコの臭い方がきらいな人が多いという調査結果もあります。

●異性からの印象が良くなる

大学生への調査では、異性がタバコを吸うことを“No!”と 答える大学生は、女子学生85%、男子学生82%だったそうです。

●ニコチン依存に苦しまない

禁煙が困難な理由はニコチン依存症です。タバコは数本吸うだけでニコチン依存症になるとも言われます。
そして喫煙をすることで生まれるストレスがあります。ニコチンの禁断症状なのですが、タバコを吸わなければ禁断症状というストレスとは無縁になれます。

●健全な脳の発育

精神疾患の増加や睡眠障害が増加します。喫煙により記憶力は2割低下、大 学合格率1 割低下という報告があります。

●運動能力と成長の維持

身長の伸びが悪くなることも指摘されています。 タバコを吸わないことで、運動能力を維持し、成長を継続しやすくなるでしょう。

●お金を別に使える

1日にたばこを1箱(20本)ペースで吸うとしたら、1箱約600円として×30日で18,000円、1年間で20万円の出費です。好きな人からすれば気にならないのでしょうが、勿体無いなと僕は思ってしまいます。

○禁煙×ダイエット

あなたの周りにもいらっしゃいませんか?

【禁煙すると太るから禁煙したくない!】

という人が。

喫煙している人からすれば、ルーティンがあるんです。何か時間ができたらたばこを吸う、何か食べる前に一服など、そのルーティンがなくなると口元が寂しくなる、その分食べちゃうみたいな感覚なのでしょう。

でも、どうなんでしょう。

これ、個人的意見なのですが、禁煙したら太るとかいう人はそれを言い訳に使っているのかな?と思っちゃいます。

確かに一時的には太るかもしれないのですが、禁煙することで得られるメリットの方が圧倒的に大きいです。

精神論じゃなく、理屈的にも話をしていきましょう。

まず、ニコチンには脂肪組織に脂肪が貯まらないようにする抗肥満作用があり、禁煙によりそれが解除されるので味覚や臭覚が改善され、おいしさが実感でき、食欲が亢進します。

そして、胃粘膜微小循環系血行障害が改善され、胃の調子がよくなり栄養分の吸収が促進されます。また、口寂しさを癒そうと、食物摂取量や食事回数が増加するため太りやすくなります。

さらに、禁煙自体がストレスとなり、精神的な安定を食べることに求めてしまうためなどが考えられています。だから禁煙すると太るっていうのもあながち間違いではないのかなとか思います。


とは言っても。


これは一時的なものであって、長期的に考えれば禁煙したほうが健康面においてメリットが圧倒的に大きいです。

ここでどんな対策をすれば良いのかというと、糖質依存のケースと似たようなことをすれば良いのです。

・食べるものを考えましょう(野菜も食べましょう)
・食べる時間、量、食べ方を考えましょう(よく噛んで、早食いしない)
・食べたらすぐに歯磨きをする(習慣化+これ以上食べないように)

などなど、色々工夫し甲斐があります。

一時的に体重の増加があることを念頭におきつつも、当面は禁煙に専念することが大事です。どうしても最初から太りたくない人は、禁煙と同時に運動を取り入れ、本格的なダイエットは、禁煙が落ち着く3ヶ月目以降からが望ましいでしょう。体重増加を言い訳にして、禁煙挫折につながらないようにしてほしいです。


というわけで今回はたばこをテーマにして話をしてきました。

僕のクライアントにはなるべく禁煙を推奨しております。昔、禁煙が辛すぎて号泣されたこともありましたが…やはり禁煙できるならするに越したことがないというのが僕の考えです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。


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