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【呼吸器官】 介護福祉士過去問解説 第36回-問題60 第34回-問題111 -医療的ケア- 

こんにちは、しょうです。

今回の内容は、「呼吸器官」です。

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どちらもスキマ時間や通勤時間などに勉強できる内容となってます。

みなさんの勉強スタイルに合わせて活用していただければ幸いです。

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問題

問題 60 次のうち,呼吸器官の部位の説明に関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

1 鼻腔は,上葉・中葉・下葉に分かれている。
2 咽頭は,左右に分岐している。
3 喉頭は,食べ物の通り道である。
4 気管は,空気の通り道である。
5 肺は,腹腔内にある。


正解

4 気管は,空気の通り道である。

解説

主な呼吸器系

口腔と鼻腔

咽頭(のど)、喉頭

気管、気管支、細気管支

左右の肺胞

呼吸
酸素を体の中に取り入れて、二酸化炭素を体の外へ出す作業

息を吸う時、横隔膜が収縮することで、胸腔内が陰圧になり、胸郭が広がり、肺を拡張させて空気を取り込む。

息を吐く時は、横隔膜が弛緩し、胸郭と肺が自動で戻り、空気を吐き出す



呼吸についてのキーワード

換気・・・体外から酸素を取り込み、体外に二酸化炭素を排出する働き
ガス交換・・・酸素と二酸化炭素を交換するプロセス。
外呼吸・・・肺胞と血液とのガス交換
内呼吸・・・血液と細胞とのガス交換


他の解説

× 1 鼻腔は,上葉・中葉・下葉に分かれている。

肺のこと 
*左肺は2葉


× 2 咽頭は,左右に分岐している。

気管
のこと


× 3 喉頭は,食べ物の通り道である。

食道
のこと


× 5 肺は,腹腔内にある。

胸腔内にある

胸腔内・・・胸骨、肋骨、脊柱、そして横隔膜に囲まれた空間
腹腔内
・・・体内の横隔膜の下にある空間

もう1問解いていきましょう!


問題

問題111 呼吸器官の換気とガス交換に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 換気とは、体外から二酸化炭素を取り込み、体外に酸素を排出する働きをいう。
2 呼吸運動は、主として大胸筋によって行われる。
3 1回に吸い込める空気の量は、年齢とともに増加する。
4 ガス交換は、肺胞内の空気と血液の間で行われる。
5 筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)では、主にガス交換の働きが低下する。

正解

4 ガス交換は、肺胞内の空気と血液の間で行われる。

解説


ガス交換・・・酸素と二酸化炭素を交換するプロセス

*「肺胞↔︎血液」と「血液と細胞組織」でのガス交換がある


他の解説

× 1 換気とは、体外から二酸化炭素を取り込み、体外に酸素を排出する働きをいう。

換気とは、体外から酸素を取り込み、体外に二酸化炭素を排出する働き


× 2 呼吸運動は、主として大胸筋によって行われる。

主動作筋は、横隔膜

+αで、肋間筋、腹筋、胸鎖乳突筋など


× 3 1回に吸い込める空気の量は、年齢とともに増加する。

1回換気量(1回に吸い込める空気量)は、若年者と差がない


× 5 筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)では、主にガス交換の働きが低下する。

呼吸に関わる筋肉を十分に動かすことができなくなる(呼吸運動の低下)

これは換気の働きが低下



おわりに

今回は以上になります。

皆さんの勉強の一助になれば幸いです。

次回もお楽しみに!

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