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【仮性認知症と認知症】介護福祉士過去問解説 第33回-問題77 〜認知症の理解〜
こんにちは、しょうです。
今回の内容は、「仮性認知症と認知症」です。
noteの投稿だけでなく、youtubeでも投稿しているので、ぜひチェックしてみてください!
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どちらもスキマ時間や通勤時間などに勉強できる内容となってます。
みなさんの勉強スタイルに合わせて活用していただければ幸いです。
↓前回の記事はこちらから!↓
問題
問題77 うつ病(depression)による仮性認知症(pseudodementia)と比べて認知症(dementia)に特徴的な事柄として,適切なものを1つ選びなさい。
1 判断障害がみられることが多い。
2 不眠を訴えることが多い。
3 誇張して訴えることが多い。
4 希死念慮がみられることが多い。
5 抗うつ薬が効果的であることが多い。
正解
⭕️ 1 判断障害がみられることが多い。
解説
仮性認知症とは?
主にうつ病が原因として、一時的に記憶力や集中力、判断力などの認知機能が低下した状態
主な症状・・・記憶障害、意欲・集中力の低下、感情の変動など
認知症の症状と似ているから仮性認知症
↕︎
認知症ではない!
仮性認知症の他の特徴
・うつ病治療で症状の改善が期待できる
・認知症と間違われやすい
・自覚や判断力は保たれていることが多い
・症状が急速に進行することが多い
・日内変動がある(朝方に悪化、夕方にかけて落ち着く)
認知症とは?
様々な原因によって、記憶力や判断力、言語能力、見当識など認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障が生じる状態
判断障害に関してみると?
認知症 > 仮性認知症
↓
1が正解
他の解説
× 2 不眠を訴えることが多い。
↓
うつ病の仮性認知症 > 認知症
× 3 誇張して訴えることが多い。
↓
認知症は症状の自覚が乏しいことが多い
× 4 希死念慮がみられることが多い。
↓
認知症では一般的ではない
× 5 抗うつ薬が効果的であることが多い。
↓
抗うつ薬はうつ病や仮性認知症の治療に有効的である
おわりに
今回は以上になります。
皆さんの勉強の一助になれば幸いです。
次回もお楽しみに!