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[かっちった] Mac Studio (M1 Ultra) のモンスター度合が凄い
M2 か M1 Max かで悩んでいたのに、どういったわけか M1 Ultra な Mac Studio を購入したしょっさんです。
確定申告での支払い税金や、去年くらいPerfumeに散財したとしてもいけるという判断が後押しはしたものの、もともと想定していなかった M1 Ultra にしたのは理由があります(ババン
長くつかうならCPUはハイエンド
ということに気がつきました。Sillicon になったお陰でメモリ使用料が減ったことで64GBあれば10年近く戦えるんじゃと思いつつもM2 Pro や M1 Max 程度の CPUでは 5年くらいで「遅い…?」みたいな感覚になりうるのではと言う危惧から M1 Ultra で 48GPU、64GB メモリというフラッグシップ標準セットを選択しました。ストレージも 300GB 程度しか使わない NAS 使いまくりユーザなので、ローカルは 1TB もあればかなり戦えます。
これまでCPUはケチって過ごしてきました。コスパの良いところを狙って、価格は控えめでそこそこに高速なマシンを作ったり、カスタマイズして選択してきました。しかし、数年も経てばCPUばっかり喰らうアプリをやめたり、高速なアプリを探し回ったりと余計なことに時間をとることが増えてきます。使い勝手の良い高速なアプリにも巡り合えるので、これはこれでとても良い探索作業なのですが、やりたいことはそうじゃないんです。
結局、いつもCPUパワー不足で地味にいらいらしながら過ごすくらいなら、お金でどうにかできる方法を選びました。特に Sillicon は後で増強などできないので、こう判断せざるを得ない。Mac Pro ってそういう意味では強かったですね。
実際買ってみてどうなのか
60万弱も払って感動もなかったらどうしようと思いましたが、驚きしかありません。
見た目
昔の Mac Mini の記憶しかないので、でかいです。とくに iMac をずっと使ってきましたから、別箱を配置するということに違和感しかありません。
机の上に置くには圧迫感はかなりあります。が、一般的なデスクトップPCと比較したら全然小さいですし、見た目可愛いしかっこいいので、見た目が好きなら気にならないでしょう。
前面に USB スロットついてるのはかっこ悪いなと思いつつも便利なはずです。
速度やスペック
びっくりしました。かつてこんな速度でブラウザが表示されるものだったのかと。ネットワークの遅延はもちろんですが、読み込みが終わった瞬間に全てが一瞬で表示されるさまは、今までの人生が何だったのかと思い返せます。
今まで、けっこうチープな構成が多かったので、4Kディスプレイいっぱいの画面でも、こんな速度でブラウザ画面が描画されるということに驚嘆しています。なるほどハイエンド機を使っている人たちは、常にこんな世界を生きていたのか。これは帰れなくなるわ。
そんなに速いのにCPU使用率はずーっと底を這っています。常に一桁%台です。これから重いアプリを入れて使い始めることになるので、どうなるか楽しみです。
あと、Visual Studio Code が一瞬で開きます。大量の拡張入れているにも関わらず、一瞬です。何が起きているのか理解ができません。こんなことあるのか? 以前の iMac 時代では 10秒以上は待ってました。入力可能になるまで。
今は「さぁどんだけ時間かかるかな」って考えているうちに起動が完了しています。最高です。"Blackmagic Disk Speed Test" が振り切れるほど高速なストレージ最高です。
動画を流しっぱなしで作業しても、本来の作業に影響が出ないのはもちろん、動画も影響なしです。なるほど多コア最高だぜ。
とりあえず、しばらくは Intel Native で動いているアプリをちまちま M1 対応させていってゴールデンウィークを堪能しようと思うます。
Adobe 製品の起動が速いのも魅力です。Photoshop や Lightroom が一瞬とは言わなくとも 5秒と待たずに起動してくれるのは嬉しいです。これなら使い物になります。
それでも全然CPUは使ってくれません。多分動画系でぶん回すことでもしない限りは、CPUが50%以上利用されることはなさそうです。リソースの余裕は心の余裕。精神安定のためにも、CPUは常に底を這っていてほしいです。
ホントの驚きは、こんなモンスターマシンでも表示の遅いサイトがあることです。一体、裏で何が起きているんでしょうか。
ディスプレイ
ちょっとしたことでしょうが、Sillicon からディスプレイ利用のストレスが大削減されました。繋がった瞬間にパッと映りますし、変更したら瞬時に切り替わります。暗転しません。
ディスプレイの切り替えをしても、思った通りの動作をようやくしてくれるようになりました。
ファーストインプレッション
大枚をはたいた分の良さはあります。ただ、本当に一般の人にこれほどのスペックは必要なのかどうかは不明です。でも、キーボードを押した瞬間に文字がストレスなく出てくるって言うのは、本当にありがたいことなのです。このために60万払ったというもの(ちがう)。
わたしのように様々なCPU作業をノンストレスで実行したいのであれば、M1 Max, Ultraを詰んだ Mac Studio はとても良いです。嗚呼、とにかく快適です。高価であることは否めません。ただ Mac でしか過ごせない。Mac でしか開発や動画作成できないあなた達は、これが手放せないでしょう。
さあ、買うんだ。
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