プレゼン初心者が気をつけると熟練度高めに見える3つの方法
ここを気をつけると、プレゼンのレベルがとっても上がると自分でかってに思い込んでる三傑。書き方が客寄せチックなあれだけど、気にしない。
さて、プレゼン初心者がどうしてもやってしまうことだけど、そこをちょっと注意するだけで熟練度高めに見えることは沢山あります。個人的に思う、初心者がやりがちな点に絞って、3つにまとめてみました。
1. 客を見る
とにかく聴衆に目を向けてみましょう。
いきなり一番難しいの持ってきましたけど、これができる・できないで格差が生まれるので、ものすごく気をつけてほしい点です。手元のPCで画面をちょっと確認する程度はOK。一番やらないでほしいのは、プロジェクタやモニタで表示している方を見ること。初心者がついついやっちゃうのは、そこ。つい、みんなが見ている画面を一緒に見て、そっちで話し込んじゃう。
気持ちはよくわかります。人が前にダーッとたくさんいると緊張しますもんね。わたしは緊張しないんで、人じゃないって言われましたけど。まぁ、でも最初のころはやっぱり緊張することはあった気がします。そんなことはおいといて、プレゼン指南書に書かれているように、聴衆に向かってアイコンタクトをしながら話せとか言われても、まー難しい。実際できるようになるまでは、かなりの時間を要するはずです。それでも、まぁ少なくとも前を向きましょう。人に焦点当てなくても、それっぽい感じで前を向いていれば、それだけでサマになります。後ろを向かなきゃいいんです。
人を見ると緊張する?聴衆の手元にはPCかノートが置いてるのが一般的です。無機物は心を無にしてくれる効能があります。いろんな無機物がおいてあります。心を無にしてくれる素晴らしい無機物。無機物を大切に。個人的には、やたら頷いてくれる人や、女子だけ眺めてます。好きなものを見ればいいんです。好きなものが見つかったら、それに向かって語りかけましょう。
2. スクリプトを書いてみる
話す内容をまとめておきましょう。
わたしは、面倒なことが嫌いで絶対にスクリプトを書かないで、コンテンツの内容から勝手に推測してアドリブで話すタイプです。こう書くとかっこいい感じありますが、ただの記憶力なしのバカ男くんです。だから、何度も同じことを話すことができないので、弊社マーケのように、特定のキーノートは不可能です。これはこれで真似してほしいことでもないです。
そんな、わたしのことはおいといて。1. にも通じるところですが、何をどんな風に話そうかということを、口語でスクリプトにしたためておきます。覚える必要はないです。話そうと思ったことをメモ書きのように書いて、何度か反芻するだけです。自分で作ったスライドなら、これで十分に話せるようになるはずです。だって、自分が作ったスライドなんだから。
「あーやばい、あれ話忘れちゃったー」。よくあることです。話したいことの 20%も話せれば、十分です。気にしない。ほんとに重要な部分は話せてるはずです、たいがい。だって、重要なことほどスライドに書いてある。
3. ゆっくり話す
以前 qiita に書いた「きみのプレゼンを、効果的に爆上げさせる魔法のアイテムを紹介する」でも述べたとおり、大きな声を出すとゆっくり話せます。
いきなり大きな声を出すのは難しいと思いますが、徐々にでも声と身振りを大きくしていくと、より熟練度高めに見えます。自分が俳優になった気分で、その世界へ入り込んでください。大丈夫、自分が思っている以上に、周りにはそれほど演技しているようには見えません。「こんなに動いてしまって恥ずかしい」。ないです。大したことないです。もっと動いて、そして間を使いながら、とにかくゆっくり話しましょう。
ゆっくり話していると、時間の問題で言い切れないことや、話していることを忘れてしまったりしやすいです。気にしないことが重要です。たくさん話しても、伝わることはほとんどありません。伝えたいことを繰り返し、言葉少なめに話したほうが、必要なメッセージは伝わります。
ゆっくり目に話していると、言葉が出にくかったり、何を話そうとしているかポーンと飛びやすくなる気がします。ポーンと飛んだらチャンスです。不意に降ってわいた「間」のチャンスです。間があけばあくほど、みんなはあなたに夢中です。自分の中では10秒くらい固まったように見えても、周りから見たら数秒です。焦らない。とにかくチャンスがまわってきた、みんながわたしを見てくれるチャンスがやってきた。そう思えば気になりません。たぶん。私はそうやって、自分を甘やかして生きています。
まとめ
ふつーの人間は数名でも、人前に出て話せと言われたら緊張します。人前で話すあの人たちも、テレビで話している人たちも、緊張するそうです。緊張することは悪いことではありません。
事前にちゃんと準備をしておけば、話したいことをすっぱり忘れるようなことはありません。それに、カンペはスライドで表示しています。すぱーんと忘れたら、そのときはちょっと画面見たらいいだけです。話したいこと、そこにまとめてありますよね。
そして、大きな声でゆっくりと聴衆を見て話す。これだけで、あなたは手練にしか見えません。アイコンタクトは一人2〜3秒とか考えなくていいです。お気に入りのあの子を見つけたら、そこへの視線増やしてもいいです。見るものがなければ、ぬいぐるみとか掲示板とか見ててもいいです。プロジェクトを見ると、周りが真っ白になるのでやめておきましょう。ただ、とにかく後ろを向かないのが正義です。前を向いてれば、それなりに見えます。
登壇して話をする機会はチャンスです。あなたを必ずや高めてくれます。よい経験なので、積み重ねて、あなたの素晴らしいスキルにしてください。
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