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エンジニア小噺

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しょっさんの書いたエンジニア向けのエッセイ集
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2024年3月の記事一覧

Sonos のスピーカーを組み合わせて少しずつホームシアター体験を高めていく

最近の音響面アップデート。 Sonosを組み合わせて 5.2ch にしました。 Sonos を組み上げていく楽しさ5.2 ってなんぞやって感じですけれど、Sonos Arcのサウンドバーで 5ch 体験。 リアのサラウンドにSonos OneとSonos One SLをおいて、5.2です。5.1.2にするにはSonos Subを追加する感じですが、はっきり言って一般のご家庭にはSonos Arcの低音で十分です。 昔からホームシアター作りたくてAVアンプにスピーカーにい

[Obsidian] 読書メモ用の Bookmarklet を更新しました [定期]

ご報告です。 めっちゃ微調整ですけれども、Bookmarklet 使えなくなっていたので更新しました。 javascript: { const AMAZON_AFFILIATE_ID='cluboshiire-22' // 書籍名の取得 const productTitle = document.getElementById("productTitle"); const ebooksProductTitle = document.getElementBy

[Stream Deck] 「自動化することが苦手」を払拭するために始めたこと [Keyboard Maestro]

しょっさんは「自動化する」ことが好きなのに、「自動化が苦手」という性癖を持っています。 全然関係ないんだけど「性癖」ってやらしい趣味のことじゃなくて、偏った性質やクセのことをさすので、要するにただの「クセ」のことだったりします。みんな「性」という漢字にやらしい意味合いを込めすぎるのアレ。 自動化したいのに、自動化が苦手なしょっさん性癖のことはどうでも良くて。 しょっさんは自動化したくていろいろなツールを入れているのに「自動化が苦手」です。いろいろなツールを入れて最初はが

Obsidian をアウトプットの起点にする

Obsidianの使い方がようやく落ち着いてきたので、久しぶりにObsidianによって得られる体験をみな様にもお伝えしましょう。 Obsidianによる経験は何を生み出したのかもう1年以上も前の話になりますが、Obsidian とのめぐり逢いによって「執筆する」「アウトプット」という行為そのものが根底から覆された出来事がありました。 それまでEvernoteやnotionを使って情報を溜め込んでいくという行為を実行していましたけれども、溜め込んだ情報を活用したり、それら

ITアーキテクトは何者か(5)

ITアーキテクトとしての役割は多くあります。果たすべき責任も負います。 その中でも重要な責任として「説明責任(Accountability)」があります。 ここでいう説明責任というのは、アーキテクチャを設計する上での「決定」から生じた結果に対して、その理由を明確にして説明する事です。 なのですが、この設計方針や設計を決定した理由が不明確なままになっているドキュメントが非常に多い。わたしが見せていただく設計書には「決定事項」と「パラメータ」しか記述がありません。設計方針の

¥500

[Obsidian] デイリーノートやウィークリーノートの振り返りで考える事

日々の振り返りについて考えていたんだけれども、これらの本を読んでいて、振り返りのフレームがそのまま Obsidian へ使えないかなという事を考えています。 例えば、YWT であれば、このようなテンプレートを準備する事になるでしょう。 ### Y - やったこと- ### W - わかったこと- ### T - 次にやること- デイリーノートや、ウィークリーノートの振り返りを記述する部分へそのまま埋めておいてもいいし、デイリーノートやウィークリーノートを作成した後にテ

toggl でのライフログ記録以外の4つの効能

先月のフルマラソンが終わったあたりから、日々の行動の振り返りをするための toggl を停止していました。 出張やフルマラソンといった toggl でもともと想定していなかったイレギュラーを記録する事が億劫で面倒になったからです。 あと、あすけんもそうなんだけど、ある程度の記録をとって慣れてくると、記録しなくてもある程度が想定できるようになるので、記録自体が不要になるという事もあります。実際、あすけんで記録してもしなくても、体重や体脂肪率は調整できています。 なので、あ

DaVinci Resolve を試してみるの巻

先日のライブをまとめようとしてるんですけど、NiziU の youtube 動画はどれを公式として扱っていいのか分からなくて停滞しています。難しい。 お仕事で動画を編集する事があります。 そんなときは会社で取得しているライセンスで Adobe Premiere Pro を使っています。素人なのにこんな高額なものを使わせていただいて申し訳ない。Thanks, Marc! ということで、だいぶ Premiere Pro に慣れてきたは良いけれども、個人では会社のアプリを使うわ

等幅フォントと16bit時代の邂逅

プログラミングとターミナルなどの等幅フォントは、しばらくずーっと Cica を使っていました。 かわいらしくて見やすいので重宝してたのですが、たまに他のものに移ろいゆく時があります。それが今。 という事で、こちらの等幅フォントを使い始めました。 実際の表示を見てみましょう。背景は気にしないでください。いつもの事です。 これを最初に見た時に感じたのが「20世紀」です。X680x0 でフォントを入れ替えては日々の心を穏やかにして過ごしていたあの頃です。ベクタフォントではな

Mac でも MSX を使いたい。と、ちまちまやってたら何故か PS/PS2 を動かしていた件

ここしばらくちょっと調子を崩していて、いつものことからちょっとずれた事をやりがち。 そんな中、昔懐かしい MSX ネタが一部の界隈で盛り上がっているので、ちょっと自分の Mac 環境でも MSX 使えないかなとか試し始めています。 以前の小ネタで少し書いていますが、わたしがこの道に進むきっかけとなったPCというかマイコンは MSX でした。MSX で BASIC とマシン語を学び、ゲームを作っていました。 高専時代にはX680x0でもゲームを作るようになって、その作った

しょっさんの仕事術#22 振り返りの時間とプロセスを準備する

仕事にばらつきがあるなーとずーっと感じてたんですけど、フツーに準備が足りていないだけだと気がつきました。準備というか振り返りが足りていませんでした。否、振り返っていなかったので、準備をしていなかったというのが正確かもしれません。 とはいえ、自分自身としてはそこまで困った事ではなかったんです。過去にやった仕事はたいてい覚えていて、繰り返しになるような仕事は自動化していたから。 ただ50も近くなると記憶力はどんずべりです。記憶はいつもあやふやで曖昧です。仕事をしていて、何か足