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エンジニア小噺

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しょっさんの書いたエンジニア向けのエッセイ集
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2023年2月の記事一覧

しょっさんの仕事術#7 リモートワーク時代の時間の使い方

最近、時間の使い方が安定してきたなーと感じています。昔はどうだったろうと遡ってみたら、2019年は時間がなくて困っていたようです。 当時は雑誌の連載をしていたので、休日をうまく使うこともできず、かなり苦労しました。その中で如何に、勉強やアウトプットに時間を割くべきか。ということでポモドーロの休憩時間に、メールとかの相手をするという結論でした。 結果について報告していませんでしたが、結局その後どうなったかについてまとめます。 ポモドーロすらやっていないし、スケジュール通りに

新しいMacは何を買うべや

さすがにiMac Retina 5K 27"(2017)な i5 4cores での Monterey を動かし続けるには、ちょっとしんどくなってきました。メモリは64GB あるんだけれども、Chrome の文字入力が異常に遅くなる問題については解決を見せません。Chrome だと明確に遅いけれども、全体的にもっさりな感じとなってきました。 M2 Mac Mini や Mac Studio が出そろいました。いろいろと調べてみて、こんな感じで構成一覧と金額をまとめました。

しょっさんの仕事術#6 ツールは見た目で選ぶ

大昔からそうですけれども、わたしは見た目を重視して暮らしています。とてつもなく優れた機能を持った、私の人生観を変えるような、そして私の人生をより良くしてくれるツールがあったとします。しかし、その見てくれが気に入らなかったら、わたしは結局使わなくなります。見た目は軽視しないほうが良いです。見た目の持つ効果というのは、人生へ大きく影響します。 以前、自転車屋さん自転車を選んでいる時の話です。どの自転車を購入するかという最終段階で言われた言葉を、今でも覚えています。 「見た目で

[イベント駆動型アーキテクチャ] まとめ

前回は、わたしの考えたイベント駆動型アーキテクチャ例を紹介しました。 今回は最終回です。さみしいです。もっと詳細化して、一冊の本にしたい気持ちを抑えての最終回です。今回の内容は、イベント駆動にすると、どんな良いことがあるのかのまとめです。 イベント駆動型アーキテクチャの良さ大きく三つの利点が生まれます 疎結合でシンプル たとえば、イベントバスとなる"Apache Kafka" は複雑なソフトウェア構成ですが、それを利用して開発されるアプリケーションはシンプルです。何がシ

[Obsidian] 結局行き着いた .gitignore

'.obsidian' 配下の様々なファイルの更新状況を、Mac および iPhone で git と Working Copy を巧みに使いながら散々チェックしました。 結果、次のような '.gitignore' ファイルができあがりました。 # to exclude Obsidian's settings (including plugin and hotkey configurations)# .obsidian/# OR only to exclude works

[Obsidian] で kill line と yank したい

"Obsidian" で、Ctrl+K & Ctrl+Y が機能してくれなかったので、プラグインを入れて、更に自分向けに改変してみました。 Ctrl+K? Ctrl+Y ? なんぞや?って人は、この界隈に存在しないでしょうが、GNU Emacs における、私にとってなくてはならない機能です。 Ctrl+K : kill line … カーソル位置から行尾まで全てを削除 Ctrl+Y : yank … いわゆる貼り付け いやってほど、これらを多用する私ですが、"Obsi

[イベント駆動型アーキテクチャ] アーキテクチャ例

さて、前回は Salesforce の提供する、Heroku のアドオン "Apache Kafka on Heroku" と Salesforce Platform 上で稼働しているイベントバスの "プラットフォームイベント(Platform Events)" について紹介しました。今回は、わたしの考えたチケット予約サイトのアーキテクチャで、実際の実装時の利用例について見てみましょう。 ちなみに、考えただけなので、まだ実装されたことはありません。誰かに実装してほしい。

毎日noteを書くための、しょっさんの手法

昨日の心がけの投稿を持って、50日連続投稿になりました。そんなに続いたの、多分初めてです。感動です。しかも、この50日間、そこそこ長めの文章で続いてる気がします。以前は、つぶやきや1枚写真でごまかしたりもしていたのに。ということで、50日間、ありがとうございました。自分に感動しています(自画自賛)。 さて、今年はなぜ、というか今回に限ってなぜ、続いたのかについてお話しします。 書く時間を確保している もう、そもそもの話です。毎日書く時間を確保しました。30分です。 基本

[Obsidian] iPhone/iPad 連携は、結局 Working Copy + Shortcuts で実装したの巻

あ〜ちゃん 34歳の誕生日おめでとうございますワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ ということで、以前、iPhone でも "Obsidian Git" でいけるじゃん、ということで、それだけで運用していたその後についてお話しします。あ〜ちゃん関係ない。ごめんなさい。 結果、 "Obsidian Git" だけでは、iPhone で Obsidian アプリを開いている間だけ、commit や pull,push 動作が行われるため、かなり時間をおいてから想

[イベント駆動型アーキテクチャ] Salesforce の提供するイベント機能

前回から間があいてしまいましたが続きです。今回は、イベント駆動の実際の構成や、Salesforce で提供するイベント機能について説明します。 前回の内容はこちら。 Heroku で実現する同期と非同期のアーキテクチャ弊社 PaaS である "Heroku" を使った、同期・非同期の構成サンプルを紹介します。 こちらの構成は、大量のアクセスを捌くための考え方としての一つの Heroku で実現するサンプル構成です。この形式が全てではなく、他の構成パターンもあります。

マネージドサービスに任せきらないIT基礎術

わたしは常々、後輩の初学者たちに伝えることは「基礎をおさえよ」です。基礎となる土台が雑だと、上に乗っかっているすべてのものは、一瞬にして崩れ去ります。逆に基礎がしっかりしていれば、上に乗っかっているものがもろくとも、耐えられることがあります。必ず耐えきれるわけじゃないですけれども。 基礎があるから応用ができる。しょっさんが言わずとも、みなさんも理解していることでしょう。 土台的な話で行くと、最近、インフラエンジニアってなんだったっけ。と思う事象が散見されるようになりました

[イベント駆動型アーキテクチャ] はじめに

先月末に "Japan Dreamin' 2023" で発表した "イベント駆動型アーキテクチャにするんだ" を何回かに分けてお話ししていきます。わたしの技量的に、いっぺんに全てを公開していくのは厳しいと考えたので、適度に分割して順次公開します。 はじめにイベント駆動型アーキテクチャの話をする前に、ちょっと事前の前振りをします。 まず、思い浮かべていただきたいことがあります。あの、たまにアクセスできなくなる、あのサイトです。たとえば、TV CM や LINE で広範に広告

「Obsidianでつなげる情報管理術」まとめ

Obsidianでつなげる情報管理術 を読んでまとめ部分のみの内容を試しに公開してみます。元々の "Obsidian" で記述しているものは、章ごとにリンクがあって、その先のノートに詳細が記載されています。まぁ、このまとめ部分だけでも十分ではと思うので、これを参考に買うべきか検討いただければ幸いです。と言うか、この値段だから、躊躇せずに買った方が良いです。関連書籍も、読んでみてどうぞ。 まとめObsidian を活用した、デジタルメモ術を紹介。メモはどのように取られるべきで

Obsidian でつなげる情報管理術を読んで読書メモを作成してみたよ

Obsidian でつなげる情報管理術 で記載されている読書メモに従って、この本のメモを書いてみました。ますます衝撃を受けています。困ったのは、そのまま読書メモを公開することができないこと。 どうしてそんなことになっているのかっていうと、章や節単位で、ある程度のノートに分けて記述することになるので、メモ自体がファイルに分散して飛び飛びになってしまっているから。 Obsidian で見返したり、後でメモを追記するにはちょうど良い構成なんだけれども、さてこれを外部に公開してやろ