I Borghi piu belli d'Italia 〜「イタリアの最も美しい村クラブ」Vol1.-9〜
先日訪問したLovere(ロヴェーレ)は「イタリアの最も美しい村クラブ」の一つであることは記載したが、このクラブのことをよくよく調べてみた。イタリア語では「I Borghi piu belli d'Italia」と言う。イタリア全国自治体協会の呼びかけで全国100の村が連携して設立されたそうだ。
①人口1万5,000人以下の自治体で、歴史地区の人口が2,000人以下であること、②書類によって証明された建築遺産もしくは自然遺産があること
の2つ前提条件を満たした村が集落景観・歴史的建築物の質の高さや交通インフラなどの基準によって審査され厳選された村々が加盟している。イタリアの北から南まで、様々な村が登録されており、これはスタンプラリーではないが、時間があれば訪問する価値はある。先ずは先日訪問したロヴェーレで一つクリアと思っていたところ、何と既に9つもの村に訪問していたことが判明。故に、いきなりVol.1〜9をタイトルに加えた。かなり順不同にはなるが、訪問した村を記録として残しておきたいと思う。
Bellano(ベラーノ)
2023年にLecco(レッコ)と言う街に出掛けたがその後に立ち寄ったのがBellano(ベラーノ)。確かにこの頃から「I Borghi piu belli d'Italia」に登録されているっぽい村のイメージは付いていたかもしれない。「コンパクトであり、且つどこか可愛らしい」感じの村と表すのが当てはまるかも?
Monte Isola(モンテ・イソラ)
ここは2023年に訪れた島。2016年にTHE FLOATING PIERSと言うプロジェクトがあり、島と対岸を浮遊橋で結ぶと言うもので観に行こうと思ったらとっくにプロジェクトは終了しておりがっかりしたがMonte Isola自体は素晴らしい村だったのだ。特に湖畔のレストランで戴く地元の魚と白ワインは至福過ぎた記憶がある。
Lovere(ロヴェーレ)
ミラノから車で一時間超、ロンバルディア州にあるロヴェーレ。この村に遊びに来た時に初めて「i Borghi piu belli dItalia」のロゴを発見。あれやこれや調べていくうちに「イタリアの最も美しいクラブ」の一つであることが判明。この村訪問後から全国のクラブ探索が始まった。
Barolo(バローロ)
言わずと知れたワインの名産地バローロ。バローロ地区は11の村で構成されているが、その中でもバローロ、カスティリオーネ・ファッレット、ラ・モッラ、セッラルンガ・ダルバ、モンフォルテ・ダルバの「バローロ5大産地」と称される5つの村がある。バローロ村はその一つ。最も典型的なバローロが作られる産地と言われている。
Monforte d’Alba(モンフォルテ・ダルバ)
バローロ地区の村の一つ「モンフォルテ・ダルバ村」。バローロ・ブッシアが有名。バローロにある「バローロ・バー」には一度行ってみたい。雰囲気だけで酔いそうだ。
Orta San Giulio(オルタ・サン・ジュリオ)
ミラノから車で一時間半、ピエモンテ州の「オルタ・サン・ジュリオ」。このこじんまりとした路地裏感がクラブテイストを出している。快晴の時に丘の上から観るサン・ジュリオ島は絶景。
Vernazza(ヴェルナッザ)
言わずと知れたCinque Terre(チンクエ・テッレ)の村の一つで過去4回は行ったことがある「ヴェルナッザ」。村の建物に囲まれた小さな船着場が印象的。夏はここで海水浴を楽しむ若者も多数。曲がりくねった細い路地裏もスリルがあって楽しい。
Cefalu(チェファル)
先日訪れて感激したばかりの「チェファル」ーもクラブの一つだったとは。。何となくこのクラブのテイストが分かってきてチェファルーが選ばれているのも納得。非常にコンパクトなんだが圧倒的なインパクトがある教会だったり風景がある村なのだ。でもどこか素朴というか。
Castelmola(カステルモラ)
この村も先日訪れたシチリア島で寄った村の一つ「カステルモラ」。かなり小高い丘の上に佇んでいる村。でもその丘から見る真っ青な海は息を呑む絶景だった。