
ジェノヴァでジェノヴェーゼ
ジェノヴァ市内探索
チンクエ・テッレから一路ジェノヴァに向かう。20時半発の電車で22時前にジェノヴァに到着。ジェノヴァ・プリンチペ駅付近のイタリア食堂を目指すも店は既に存在していなかった。徒歩で宿泊先のホテルを目指すが、暗い道が多くなかなかスリリングな道のりであった。結局、ホテルまでに何軒もお店があったが、何処にも寄らずホテルへ直行。翌朝、ホテル付近にあるフェラーリ広場のカフェでクロワッサンを食べる。




コロンブスの家、豪壮な邸宅群が並ぶストラーデ・ヌオーヴェ、ガリバルディ通りで赤の宮殿、白の宮殿、サン・マッテオ広場等ひとしきり観光モデルツアーを一人で実施。大通りは観光客が多いが、一歩路地裏に入ると何やら怪しげな人を沢山見つけ、スリリングなのは夜だけではないことを認識。昼間でも路地裏は相当暗いのでむやみやたらに近づかない方が賢明。




ゴシック様式で黒と白の大理石のファザードが映えるサン・ロレンツィオ教会は必見。教会内にはキリストが最後の晩餐に使ったといわれる聖杯Sacro Catinoが収められていると後で知る。









ジェノヴァにはサン・ロレンツィォ教会の様な中心的なものから比較的小規模な教会までかなりの数の個性的な教会を目にする。サンティッシマ・アヌンツィアータ聖堂、サン・マッテオ教会、サン・ピエトロ・ディ・バンキ、ジェズ・エ・デイ・サンティ・アンブロージョ・エ・アンドレア教会等々。一時間街を歩くだけでもこれだけの壮観な教会にお目に掛かれる。





ジェノヴァでジェノベーゼ
市内の探索を終えていよいよお待ちかねのランチタイム。一路ポルト・アンティーコへ向かう。ヨットハーバーの前の大規模なEATALYに立ち寄る。この雰囲気はトリエステ店に似ている。やはり海の前で太陽がサンサンと降り注ぐ下で飲食をするのがEATALYやイタリアらしさと言えるのかもしれない。


ジェノヴァを訪れたら行きたかったお店がポルト・アンティーコ近辺にあるOsteria di Vico Pallaだ。路地裏にひっそりと佇む店舗だが、ここの路地裏は陽も差して明るいので敢えて路地裏席に陣取る。シーフード系がオススメ料理の様だがここはやはりジェノヴァで本物のジェノベーゼを注文。期待を裏切らない美味。




ランチを終え、再度市内をグルっと回ってからジェノヴァ・プリンチペ駅よりミラノ・チェントラーレ駅を目指す。特急列車は予約が出来ず2時間掛けてミラノに戻る。途中まで冷房も効かず、横に座ったお兄さんが徐に取り出したのは某有名ハンバーガーチェーンのハンバーガーだったり、なかなかのストレスとなったが無事に大幅な遅延もなく到着。「ミラノに戻るとホッとする」気持ち・身体になってきた今日この頃。

