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I Borghi piu belli d'Italia「イタリアの最も美しい村クラブ」Vol.26 〜Pietraontecorvino(ピエトラモンテコルヴィノ)〜


基本情報

  • ピエトラモンテコルヴィーノ( Pietramontecorvino)は、イタリア共和国プーリア州フォッジャ県にある、人口約2,600人の基礎自治体(コムーネ)

  • 標高:456m

モンテ・サンタンジェロから出発

モンテ・サンタンジェロからの恐怖体験を脱出すべく、7時半には宿を出発。宿のオーナーがクロワッサンとコーヒーを用意してくれていた。と言っても、7時に持ってくると言っていたのに結局出発5分前の7時25分に朝食が到着。7時の段階で後五分で着くと言っていたのに、どれだけ道が混んでいたのだろうか。。しかし、雪が解けて本当によかった。あんなにチェーンの嵌め方を予習したことは無かった。道はガラガラ。次の目的地ピエトラモンテコルヴィーノまでは約1時間弱。本当は少し遠くにあるもう一つ別の村に寄ろうかと思ったが、今日は大人しく近場で済ますことに。道自体も何の問題もなく無事にピエトラモンテコルヴィーノに到着。この村の周辺には無機質な風力発電所が立ち並ぶ。来る時も相当風が吹いていたので、日頃から風が強い地域なのだろう。

サン・タンジェロの村を後に
馬が送ってくれた
無機質な風力発電
ピエトラモンテコルヴィーノ方面へ

想像を超える村

ピエトラモンテコルヴィーの中心地に車を停めていざ村内に。どこか、昔訪問したマサチューセッツの小さな村に似ている。そこはイラストレーターのノーマン・ロックウェルの故郷だった記憶がある。アメリカ最古のダイナーもあった様な気もする。どちらにしてもその様な雰囲気の村の入口だった。つまり、どちらかと言うとアメリカっぽい雰囲気の村であり、少々期待外れ感があった。ところがである。一歩、お城の様な、要塞の様な建物の中に入った瞬間、やられた!これぞクラブの村だと言う佇まいが広がったのである。

この坂を下ったあたりから素敵な村が現れる
単なる落書きかアートか?

映える階段

この村で一番映えるであろう階段を発見。恐らく混んでいる時は長蛇の列が出来るのではないかと思うがこの日は誰もおらず好きなだけシャッターを押すことが出来た。この古い村並みに突如現れた赤い文字とハート。どんな意味が込められていたのであろうか。

要塞の上から

映える階段を見終え再び村の上の方に。狭い路地を登り要塞の屋上に出ると村全体と無機質な風力発電が立ち並ぶ丘を一望することが出来る。

堪能したピエトラモンテコルヴィーノ

想定外に面白かったピエトラモンテコルヴィーノ。駐車場で少しヤバめのおじさんに絡まれるが無視して駐車場を後に。雪もパラついてきたので次の目的地へ急ぐ。ピエトらモンテコルヴィーノも少し高台にあるが、これ以上高いところに行くと昨日の二の舞になりそうで怖いが。。

村唯一のトレードマークはこちら
少しコミカルな。。。


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