Sardegna(サルディーニャ)島初日
出発準備
8月15日はイタリアの祝日、フェラゴスト。この日を中心に前後2~3週間の夏休みを取得するイタリア人が多い。従い、この8月15日近辺は各地の観光地のホテル代やレンタカー代が跳ね上がる、一年で最も繫忙期と言っても過言ではない。そんな8月15日に出発し、サルディーニャ島に行くことにした。案の定、事前に予約したフライトもホテルもスカイロケットな感じで高騰しており一時は断念しようか迷ったが、何日も粘るとたまに価格が安くなるサイトがあったりしてその瞬間を狙いフライト・ホテル・レンタカーを事前に予約して出発当日を迎えたのである。
出発当日
ミラノの自宅からメトロM1に乗り、Duomo(ドゥオモ)駅の次のSanBanbila(サンバビラ)駅で乗り換え、今年開通したばかりのメトロM4に乗車する。なんと車体はHITACHI製ではないか。新車は綺麗でしかも空いている。M4の終着駅リナーテ空港駅に着いて徒歩五分程度でチェックインカウンターに到着する利便性。これは使える。
オンラインチェックインをしていたので、すぐに手荷物検査場に進みこちらもスムーズに通過。サルディーニャ島のOlbia(オルビア)空港までは、初めて乗るAeroitalia航空。100ユーロ以下の安いチケットで、座席は追加料金を支払えば選択が可能。今回は15ユーロを支払って、比較的前方且つ窓側で横に誰も座らない席を選択。8月15日は基本的にイタリア人は移動しないらしく、空席が目立つ。定刻の9時過ぎに出発し1時間少々でオルビア空港に到着。意外と快適。オルビア空港でレンタカー屋のカウンターに立ち寄りこちらもオンラインでチェックインを済ませておいたので鍵を受け取るだけでスムーズに進む。イタリアのレンタカーは大半がマニュアル車と考えておいた方が良い。今回もオートマ車が良かったが、追加で一日70€位必要だったので、何十年振りかのマニュアル車で行くことに。。そして車に乗り込みナビをセットしようとした処、なんとスクリーンはあるものの音楽用で地図のナビゲーションシステムが入っていないではないか。即座にクレームに行き、車を変えてくれ、ついでにオートマ車にしてくれと頼む。たまたまオートマ車が相手おり一日35ユーロの追加料金だと言われ、それならばと渋々追加料金を支払いナビ付のオートマ車を借りることに。前日、本屋でイタリア語のサルディーニャ島ガイドブックを購入しておいたので、先ずはPorto Cervoと入力し出発。マニュアル車でモタついてクラクション攻撃受けることもなくなったので一安心。
Porto Cervo(ポルト・チェルボ)
サルディーニャ島全体が高級リゾート地の様な雰囲気だが、このポルト・チェルボも非常に高級感溢れるヨットハーバーに高級ショッピングセンターが隣接している様な場所であった。日本ではあまりお目に掛かれない様な大型クルーザーがひしめく様に停泊している。ヨットハーバーの水もエメラルド色に輝きそして透き通っている。流石にこの日はショッピングモールも閉まっているお店が多く、運転もあるのでゆっくりとワインと言うわけにもいかないので次の目的地に移動。
Impostu(インポストゥ)
この地名は初めて聞くが、たまたま友人もこの場所で過ごすというのでポルト・チェルボからも然程遠くないのでいざインポストゥへ。リゾートマンション内の駐車場に車を止めて先ずは腹ごしらえ。Il Marino di Puntaldiaと言うシーフードイタリアンのお店でパスタランチ。お約束のボンゴレパスタで。周囲では皆ワインを片手にのんびりと過ごしている。羨ましい。そして本物のサボテンを眺めながら徒歩で10分ほど行くと、これぞサルディーニャとも言える程美しいビーチに到着。砂浜が細長い三日月の様な形をしており、所狭しとビーチパラソルが並ぶ。こういうときにドローンで空中から撮影をしてみたいものだ。
オルビア中心街
インポストゥからオルビアに戻りホテルにチェックイン。最繁忙期だけあって知人経由ディスカウントして貰ったが尚高い。まあ中心街に近いのがメリット。それ以外は。。。早速ホテルから徒歩3分程の目抜き通りに。所謂リゾート地の目抜き通りと言うか、ストリートに飲食出来るテーブルが出ている非常に賑やかな街並み。目抜き通り付近の教会のドームが色鮮やかで好み。夕方18時でも太陽の日差しが強い。その後、山の方に映り綺麗な夕日を観ながらディナーしこの日は終了。明朝は早起きして待望のLa Pelosaへ。
You Tube 動画はこちら。
続く。
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