236.苦しい時こそ、視野を広げろ
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ
人生は失敗だらけ。あなただけじゃないから安心してほしい。どんなに成功しているような人達でも私たちには想像できないくらいの量を失敗している。成功している数が多いほど、それに比例して失敗している数も多い。
失敗したときは誰しもが苦しいと感じる。そんなときほど、今という瞬間だけに着目してしまい、余計に苦しくなってしまう。失敗したってその後の人生はどうにだってなる。例えば、あなたがこれまでで一番大きな失敗した時を思い返してほしい。失敗した当時は、人生終わりだと考えていたかもしれない。しかし、今のあなたはどうだろう。どうにかなっているのではないだろうか。
私も高校受験に失敗した時は、人生が終わったと思っていた。もうお先真っ暗だと。今思えば、全然そんなことはなかった。最高の高校・大学生活を送ることができた。
これらからわかるように、苦しい時ほど人生を近くで見てしまう。そんなときほど、遠く広く見てみてほしい。視野を広げ、人生の時間軸を広げていくことによって、その気持ちは収まっていく。今でこそ、世界中に功績を残した人かって過去には信じられないような大失敗をしていた。
例えば、ファーストリテイリングを創った柳井正。彼は大学を卒業後、就職せずにぶらぶらしていた。そこから父親に薦められた、ジャスコ(現イオン)に入社する。そこから9か月で退社し、実家の家業の跡を継ぐようになった。そこから、今のファーストリテイリングが出来上がったのだ。
今でこそ、ユニクロは誰もが知っているアパレルブランドだ。世界中に広まるまで、何回も何回も失敗をしてきている。関東圏に進出するも上手くいかなかったり、海外進出をするも上手くいかなかったり。最初から上手くいく人はほんの一握りなのだ。
人間の成長は失敗から生まれる。挑戦して失敗して、そこででいろいろなことを学び、再び挑戦する。これが成長のサイクルである。だから人より失敗すればするほど、より早く成長できる
失敗無くして、成長はない。人は成功している表層部分でその人の人生を判断する。野球で言うなら、ヒットの数よりホームランの数で記憶する。人生においてもどれだけ失敗を重ね、成長し、ホームランを打つことができるか。
失敗は恥ずかしいことではない。成長するための踏み台になるから。失敗から目を背けずに向き合ってほしい。同じような失敗を繰り返さないためにも。
今というこの瞬間がどれだけ苦しくても、未来は必ず明るい。そこで腐らず、素直に生き続けていれば。どんな未来が待っているかはわからない。失敗を言うものは行動した人にしか与えてもらえない勲章のようなものだ。
柳井正さんの詳しい失敗はこの本に書かれているので興味がある方は是非読んでもらいたい。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
失敗の後の行動が歴史を作る。