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認知症の義母への接し方〜SEO上等!ネットは友達

ネガティブワードにやられる日々

認知症の義母と同居していたアラフォーDINKSの私。同居中の義母は情緒不安定で、何度も同じ話はもちろんだが、悪口、恨み言や愚痴ばかり。

元来、人の悪口を裏で言う人が苦手なので、毎日毎時間、義母から聞かされる罵詈雑言やネガティブワードに徐々に精神が削られる。そして病気で仕方がないのかもしれないが、本人を前にするとまったく違う言動を取る義母にあまり良い気分はしなかった。

まだ嫁と姑のテイを取っていた

「お義母さん、楽しいことを考えましょう!」
「一緒にこれをしてみませんか?」
「これ食べてみませんか?」
「これは違いますよ、こちらですよ!」
「昨日ここに、ご自分で置いてたかと」

というように、この頃は何もわからず、なるべく明るく前向きに義母を励ましながら、間違いは指摘したり、真実を伝えていた。まだ嫁と姑のありがちなやり取りのテイを取っていたのだ。

気を少しでもそらしてネガティブな考えを捨てさせて元気になってもらおうと必死だった。認知症への理解も足りておらず、少しでも良くなるようにと願い、頑張って間違いを指摘していた。そして一向に改善しない状況に私は疲れ果てていった。

そして「かなしみ」検索へ

「かなしみ」という言葉でGoogle検索したある日の朝。これはいかんとさすがに思った。ネットで何か良い情報はないかと気を取り直して検索していたら、ひっかかってきたページがある。
SEOやLPやターゲティング広告という名前を仕事柄よく聞くのだが、自分がまんまとひっかかることになるとは思わなかった。そしてそれに救われることになるとは‥。

みんなの介護に救われる

施設数No. 1 老人ホーム検索サイトと銘打った「みんなの介護」。もちろん私は老人ホームを探していたわけではない。ネットで
認知症介護のまちがい探しというページにたどり着いただけ。そしてそこの記事に大変感銘を受けることに。

自分の言動が認知症の方にとって正しいのか?ということを見つめ直すのに、そして頑張り方の方向性を変えるのに、大いに役立ったのです。

残念ながら同僚に認知症介護をしている人はおらず。カミングアウトはしているものの、盛り上がる話でもないし、相談するわけにもいかず‥という自分にとって、このページはまさに先生であり友達でありました。

ありがとう、みんなの介護さん。
そしていつの日か、そう遠くない未来、コンバージョンする日まで‥。




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