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#7|『パラダイム』について Part1

いつもご覧いただきありがとうございます!
しょうたろうです。

みなさんは『パラダイム』という言葉をご存知でしょうか?

年末ということで、今年僕の人生を大きく動かしてくれたこのワードについに触れちゃいます。

僕のコーチングのクライアントにとってはもはや当たり前の用語になってると思いますが、
一般的に馴染みがあるという方はまだ多くはないと思います。

今回は個人的に生きる上で超重要ワードだと思っている『パラダイム』について、簡単にご説明をさせていただきます!

特に、

・いまの自分の生き方に迷いがある...
・”本当にやりたいこと”が分からない...
・将来が不安だ...
・過去を気にしてしまう...
・人間関係に悩みがある...
・人と比べてしまう...
・SNSを見てたら気分が浮き沈みする...

以上に当てはまる方は間違いなく知っておくべき概念だと思いますので、ぜひお読みいただけると幸いです!

そして本題に入る前にまず大事なことをお伝えしておきます。
もし仮に上記に当てはまった方でも、あなたの今の状況がどうであれ、必ずその状況は抜け出すことができるので安心してください。
抜け出した僕が断言します。
現時点で何個当てはまっていても大丈夫です。

それを本気で伝えていくために僕はコーチングをしていますし、今もこうやってnoteを書いています。
全力で発信していきますので、信じて着いてきて頂けますと幸いです!

どうしてもお伝えしたいことを書かせていただいたところで、
それでは早速本題に入っていきましょう!!


『パラダイム』とは

『パラダイム』とは哲学、心理学、社会学など様々な場面で使われる言葉です。
今回は心理学的な観点における『パラダイム』についてお伝えします。

”パラダイム”とは一言で言うと、

あなたの『物事の捉え方』『判断基準』です。

まだどういうこと?って感じだと思うので、できるだけわかりやすく説明します。


それにあたってまずはじめに一つ質問です。

みなさんはこれまでの人生で以下のようなことを思ったことはないでしょうか?

・やりたいことをやって生きるのが人生だ
・お金を多く稼いでいる人の方が偉い
・失敗があるから成長できる
・役職のない社員より社長の方が偉い
・強みや個性を伸ばすべきだ
・やりたいことをやって生きるなんて理想論だ
・弱みは克服するべきだ
・人に迷惑をかけてはいけない



どれか心当たりはありましたか?



そうです、それこそが『パラダイム』です。


人それぞれに先ほど挙げたような『物事の捉え方』があり、
それを元に『後天的な価値観』が醸成され、
そしてそれが自分が仕事を選ぶ際や人と接する際の選択や思考の『判断基準』となります。

これを心理学的に『パラダイム』と言う言葉で表現します。


では、ここでもう一つ質問をさせてください。


あなたはいつ頃から上記のようなパラダイムを持って生きていますか?


ぜひ考えてこの先にお進みください。



どうでしょうか?お気づきになりましたか?



そうです。
間違いなく言えるのは、それらは「生まれた頃から」ではなく、「後天的に身についた」価値観だということです。
「おぎゃー!お金を多く稼いでいる人の方が偉いから私も稼ぎまくってやるぞおぎゃー!」
なんて思って生まれてきた方はいないですよね?


少し語弊がありそうなので補足しておくと、
「生まれ持った価値観」もあると僕は思っていて、それを「生まれ持った個性」と僕は解釈しています。
例えば、
・一度決めたことは貫き通したい
・のんびりマイペースに生きたい
・好きなことは誰よりも極めないと気が済まない
などです。まあこれは完全に僕の自己紹介です。

それがあるから人間っておもしろなわけで、オンリーワンなわけで、機械とは別な存在なわけで、多様性の時代なんて言葉があるわけです。

ただ、ここで言いたいのは、
『あなたが「生まれ持った価値観」と思っているその多くは、実は「知らぬ間に刷り込まれたパラダイム」かもしれません』
ということです。
「ゾゾゾ!」って話をしたいわけではないのでご安心ください。

むしろこう捉えて欲しいんです。

『後天的に身についたものなら、後天的に変えられるってことか!』

まあ論理的に考えたらそうなりますよね。後天的なら「才能」みたいな話ではないので。

「パラダイム」とは、例えるなら野球やテニスなどスポーツで言うところの「フォーム」のようなものです。

「こういうボールを打ちたい!あそこに向けてこういうイメージで飛ばしたい!」
といくら頭で理想を描いていても、それを実現するために適切なフォームが身に付いてないと当然ボールは安定しないですよね。

思考や行動でも同じ現象が起きています。
「やりたいことやって生きたい!」と頭では理想のゴールを描いていても、例えば「やりたいことをやって生きるなんて理想論だ」みたいな理想と真逆のパラダイムを持っていると行動に制限がかかり実現しないのは当然です。


心理学や脳科学などを少しでも学ばれている方はここでお気づきかもしれません。


そうです、『パラダイム』とは無意識(潜在意識)レベルの話です。

スポーツにおける『フォーム』もある程度慣れてきたら無意識で同じ動きをしているのと同様に、
人が思考する際や行動する際の基盤となる考えもほとんどは無意識です。

つまり、あなたを今生きづらさを感じる理由の大半は、
実はあなたが「知らぬ間に身につけた無意識のパラダイム」がそうさせているだけかもしれないということです。

先ほどのおぎゃーの例を引っ張ると、
『お金を持っている方が偉い』みたいな無意識のパラダイムを後天的に身につけた人は、そりゃあその価値観を持っている限り一生生きづらいわけです。
なぜならベルナール・アルノー氏やイーロン・マスク氏を超えない限りは自分より更に稼いでいる人なんて無限にいるので、生涯を通して無意識的に上下関係の比較をし続けることになります。
その結果、相対的に劣等感を感じて疲弊し続けるわけです。

他にも「やりたいことをやって生きるなんて理想論だ」というパラダイムをあまりにも強く持ち過ぎていると、
“本心”ではやりたいことがあるのに必然的にその自分を抑え込む頻度が多い状態になるので、もどかしさやストレスを抱えるのは当たり前ですよね。

これらの自分を縛っている、あるいは幸福から遠ざけているようなパラダイムを”無意識で”持ち続けているから、”漠然とした生きづらさが続いている”という方がとても多いです。
そして僕も以前まではまさにその状態でした。

でもここで一つ朗報をお伝えしておくと、パラダイムは書き換えられます。
先ほどもお伝えした通り、後天的なものは後天的に変えられます。

・やりたいことをやって生きるのが人生だ
・失敗があるから成長できる
・強みや個性を伸ばすべきだ

これまで自分を縛っていたマイナスのパラダイムも、上記のような人生にプラスの影響をもたらしてくれるパラダイムに書き換えてさえいけば、
人はいつからでも生きづらさから解放され、それどころか毎日心の底から幸せを噛み締めて生きることができるようになります。
冒頭でも言った通り、断言します。

僕もテニスの才能で錦織圭選手を越えることはできませんが、
フォームを修正して自分なりに上達して
テニスを楽しむことはできるわけです。

ちなみに先ほど「今生きづらくしている理由の”大半は”」と書いたのは、
他にも人間関係であったり、仕事内容であったりいくつかの要素があると思っているからです。

ただ、結局その人間関係や仕事内容等の環境を選択する際のベースとなるのが今回取り上げた『パラダイム』なんです。
なのでまずはこのテーマを先にお伝えしました。
本当にめちゃくちゃ重要な概念ですので、ぜひ覚えておいてください。

重要すぎてもうすでに3,000字を超えているので、続きは次回のPart2でお話しします!


Part2の内容もとても重要で、ざっくり言うと

『パラダイム』ってどうやって生まれるの?
無意識ならどうやって書き換えるの?

というお話をします!
お楽しみに!

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