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ロゼ&ブルーノ・マーズ「APT.」の人気の3つの理由からぼくたちが学ばなければならないこと
最近、頭の中をぐるぐる回っている曲があります。無意識に口ずさんでしまうほど。
いわゆる耳タコソングですが、それがこれです。
「APT.」
一度聴いたら耳から離れないので、皆さんも一度は聴いたことあるかと思います。
この「APT.」は、韓国のBLACKPINKのロゼと、世界的ビックアーティストのブルーノ・マーズのコラボ曲です。
公開からわずか9日間でYouTube再生回数1.6億回を突破。
世界最大の音楽配信プラットフォームSpotifyではグローバルチャートとアメリカチャートで同時に1位を獲得しました
いまYouTubeを見たら、すでに、7億回再生されています。
この「APT.」は10月公開ですから、たった2ヶ月で、7億回とは、、、
桁が違いますよね。
韓国の世界的ヒットソングである江南スタイルは54億回ですが、それは12年前の曲。
12年後には、江南スタイルを超えるほどの再生回数になるかもしれません。
今日は、このAPTが人気になった3つの理由について、考察したうえで、その3つの理由から、ぼくたちが学ばなければならないことをお伝えしていきたいと思います。
まずは、APTがこれだけ世界で爆発的な話題になった理由はこの3つではないでしょうか?
中毒性
世界的スター同士のコラボ曲
ROSEの行動力
まずは中毒性について。
1.中毒性
ぼくは音楽に関して詳しいわけではありません。
リズムも音も全く取れないほどの音痴ではないと自分では思っているんですが、
音楽を勉強している娘や、絶対音感を持っている家族から、
「パパとはカラオケに一緒にいかない!だって音が外れてるんだもん」
と言われ、たまーにストレスが貯まるとヒトカラに行く寂しいオッサンです。
なので、音楽性に関しては、言えるような知識も情報も持っていませんが、このAPTは誰が聴いても、中毒性ありますよね。
音楽的な解説はこの方の動画をぜひどうぞ!
さて、ご存じない方のためにいうと、
「APT.」は
韓国語で、
アパートのこと。
日本語のアパートではなく、日本語でいうとマンションになりますね。
この曲は韓国のお酒の席でのゲーム(飲みゲー)が着想となって出来た曲です。
日本で言ったら、山手線ゲームや武田鉄矢ゲームみたいなものですね。
発音的には
아파트(アパトゥ)
아は日本語のアと同じです。
파は日本語のパと同じですが、気持ち息を吐くぐらい強くパと発音したほうがいいです。
트ですが、口を尖らせず、口を開いた状態で、強く息を吐き出してトゥというのが韓国語の正確な発音です。
決して、日本語のアパートとは発音はしないようにお気をつけください。
トと発音すると、連続して6回発音するのが難しくなりますよ。
そんな韓国語の発音の話はここまでにしておいて、
一度聴いたら忘れられないのが間違いなくこれだけ世界的にヒットした理由の一つです。
曲を制作したロゼは、外国人スタッフたちとお酒を飲んでいるときに、
アパートゲームをしたときに、異様な盛り上がりを見せたことで、曲にしたと言っています。
韓国人にとっては、自分たちが普段やっているゲームが、曲となり、それが世界的に大ヒットするのは不思議に思っているかもしれません。
ぼくは、8年前のピコ太郎のPPAPが世界的ヒットしたことを思い出しました。
ちょっと違いますかね。
でも、当時はそこらじゅうでPPAPを口ずさんでいましたよね。
ちなみに、韓国ではあまりに中毒性の強い曲は、
入試の妨げになるとして、スヌン禁止曲と言われています。
スヌンとは대학수학능력시험(大学修学能力試験)の略。
試験勉強中や試験のときに無意識に頭の中が巡ってしまい、
集中できなくなるから、なんでしょうね。
それだけ中毒性が強い曲ということなんでしょう。
アーティストからすると、それだけ頭に残る曲ということである意味
これ以上の褒め言葉はないかもしれません。
今まで韓国でスヌン禁止曲になったのは
SHINeeの「Ring Ding Dong」
I.O.Iの大ヒット曲「너무너무너무(ノムノムノム)」
このノムノムノムは、NiziUが誕生した虹プロジェクトでも
課題曲となり、
ミイヒ、リマ、アヤカの3人ユニットで披露しましたね。
かなり脱線してしまいましたが、、、
それだけ中毒性の強い曲だということが
世界的に大ヒットした理由の一つですが、
ここからぼくたちが学ばなければならないことは
マインドシェアを奪うと強いということ。
どんなビジネスをしたとしても、
商品やサービスを購入していただかなければなりません。
つまりは、ぼくたちのことを思い出す時間を増やす必要があるわけです。
noteでもただフォローしてもらうのではなく、
今日はどんな記事を書いてくるんだろう_
そのためには、接触回数が多い人に引かれるザイアンス効果だったり、
メルマガであれば、定時に配信だったり、
でぼくたちのことをいかにして脳に入り込めるかを
常に考えなければならないということです。
次の理由は、言うまでもなく、あのブルーノ・マーズとロゼのコラボということです。
2.世界的スター同士のコラボ曲
グラミー賞を15回も受賞している世界的スターのブルーノ・マーズ
と韓国のBLACKPINKのメインボーカル、ロゼがコラボするなんて
想像していましたか?
ブルーノ・マーズはインスタグラムフォロワー 4千万人
ロゼは、インスタグラムのフォロワーが8千万人
ロゼのほうが多いんですね。。。
とはいえ、ミュージシャンとしての実績や人気があるのは
ブルーノ・マーズになるでしょう。
そんな二人のコラボ曲が話題にならないわけがありませんよね。
ロゼとしては、ブルーノ・マーズとコラボしたことで、
今までの客層からさらに拡がったことでしょう。
ぼくたちもいかにして実績者や成功者に
引き上げてもらえるか、が重要になるといえます。
また、直接ではないにしても、
たとえばYouTube動画やブログでいうなれば、
そういう実績者や人気の方を利用することで、
早く再生回数やアクセスを伸ばすこともできるわけです。
トレンドを追っかけるなら、なおさらですね。
ということで、APTが公開して2ヶ月後に
この記事を書いているぼくは、遅いってことですね。。。
3.ロゼの行動力
この3つ目の理由が、ぼくたちにとってはもっとも学びになるんじゃないかと思っています。
このAPTが誕生したきっかけをロゼが韓国のバラエティ番組で語っていました。
簡単に経緯をお話すると、
ロゼはブルーノ・マーズのファンだった。
↓
ブルーノ・マーズの韓国LIVEをロゼは観に行った
↓
生歌に大感激して、コラボしたいと思った。
ここまでなら、誰もが憧れたり、夢を見ます。
その後のロゼの行動力がこのAPTを誕生させたんですが、、
まず、ロゼはブルーノ・マーズが所属する
アトランティック・レコードと契約。
そして、コラボを提案。
でも、ロゼの言葉を直訳すると提案というより、、、
コラボをしてはいただけないですよね?
という感じでお伺いをしたようです。
そしたら、なんとブルーノ・マーズからは
3曲送ってほしいと言われたようです。
ロゼはAPTは絶対に送ろうと思っていたようですが、
周りからは、「APTは絶対に送るな!」と言われます。
ブルーノ・マーズがそんなゲームの曲なんて気にいるはずがない、と。
最初はAPTを外した3曲を送ろうとしたロゼ。
でも最後に、1曲を差し替えて、APTを入れた3曲を送った。
ブルーノ・マーズは曲を聞き、お酒の席のゲームであること、APTのフレーズが
ハマり、この曲のディレクションをしてくれ、
最終的に二人のコラボレーションシングル「APT.」誕生しました。
さらに、ロゼのアルバムにもプロデュースもすることに。
ロゼとしては、大ファンだったブルーノ・マーズとこのように
コラボできたことはとても信じられないと何度も言っていました。
結局は、ロゼも一流であることは当然ですが、
それ以上の超一流のブルーノ・マーズにも臆することなく
レコード会社との契約、コラボの提案をしたことで、
この大ヒットソング「APT.」が誕生したんですね。
憧れを憧れで終わらせていては何も始まりません。
失うものはないんですから、
ぼくたちはいかにちょっとした勇気を持って
行動するかですね。
このちょっとした勇気は、決して大きなものでなくても構わないと
ぼくは思っています。
たとえば、
noteを1記事書くとか、
Xでポストするとか、
メルマガを発行するとか、
YouTube動画を1本上げるとか、
noteの投稿がかなり時間が空いてしまったぼくが言っても
なんの説得力もありませんが、情報を発信していかないと、
現代では存在すら知られませんからね。
自分が何者なのか?
どういう考えを持っているのか?
どんな活動をしているのか?
を伝えていけば、必ず共感してくれる方はでてきます。
そうすれば、本来つながるはずのない人との出会いがあるのが
情報発信です。
ぼくたちの可能性は無限大です。
人との出会いは、その可能性を拡げてくれます。
ロゼの可能性がさらに拡がったように。
(ロゼを引き合いに出すのは大変失礼な話ですが、、、)
でも、ロゼに感謝ですよね。
こんな素晴らしい曲を、世に送り出してくれたわけですから。
そうそう、ロゼはインタビューでこうも言ってました。
なんで周りがAPTを送るなと言っていたのに、送ったのか?
の質問に対して、
これ以外に送る曲なんてあるの?
と最初から思っていた、と。
絶対にブルーノ・マーズは気に入ってくれるはず!
との確信があったようです。
たしかにただの飲みゲーの曲ですから、
普通に考えれば、ブルーノ・マーズとのコラボ曲には
選ばないですよね。
一流には一流しかわからない、
直感があるんでしょうね。
その直感を曲げて、ブルーノ・マーズに違う曲を送っていたら、
「APT.」は誕生しませんでした。
自分の直感に従って動くってことも大事ですね。
メッチャクチャ長くなってしまいました。
最後まで読んでくださった方がいれば
感謝しかありません。
よければ、ロゼのインタビューを聴いてみてください
韓国語ですが、英語での字幕がでます。
あと、おすすめの動画はこちらです。
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