歳末の美味と楽しみ
最近の大晦日は、家族とのゆったりとしたひと時を大切にし、特別な瞬間には美味しいお酒を楽しむことにしています。
今年の年末に選んだのは、新政のラピスという日本酒です。
新政は、お酒により毎回味わいの特徴がロットごとに記載され、その中には熟成が良いとされているものがあります。
一昨年購入したものが2年間寝かせることを推奨していて、それがちょうど2年になるので、その特別な瞬間を心待ちにしています。
当初、特約店で手に入れたこのお酒は、定価で購入できたため、そこまで高価なものではありませんし、新政の中では比較的手に入れやすい方だと思います。
しかし、現在ではラピスは終売となっており、入手が難しくなっています。
この事実を踏まえると、たまたま手に入れたお酒が、時間の経過とともにより価値あるものになっていくのを感じることができるのは興味深いものです。
奮発して高価なお酒を購入するだけがすべてではないのではと思いました。
このようなお酒の楽しみ方は、ワインだけでなく、日本酒でも存在する素晴らしい要素の一つです。
手に入りにくくなった今、ますますラピスを楽しむことができる幸せを実感しています。
そして、これに合わせて朝市で手に入れた新鮮な刺身を用意し、手巻き寿司に仕上げることで、贅沢な年末のひとときを過ごす予定です。