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2歳からのアナログゲーム


わが家はひとり息子。
(春に2人目が生まれるので後少しの間…)
息子はまだ、世界は自分を中心に
回っていると思っています。
(良いこと^^笑)

息子の様子と、母の思い

2歳になる少し前くらいから
自我が芽生えてきて、
自分ルールを振りかざしています。笑

できるだけ心にゆとりを持って、
本当に無理・危険なこと以外は
割とハイハイ〜と受け入れたり
実現できるように考えたりしているのですが、
これはただの甘やかしなんじゃないか…と
わからなくなることもあります。

ただ、彼は今
ただの自我の芽生えの時期ではなく
少しずつお兄ちゃんになろうとしている最中。
本人がそれを感じ取っているのが
わかるからこそ、の
関わりをしようと心がけています。が、
・夜泣きで寝不足
・母の体力切れ
・心の余裕がない時は
もー!!となることも普通にあります。笑

ルールは大事

そんな中ですが、
”決められたルールを守る”って
大事だと思うし、日常でよく出てくるんです。
・○時になったらお片付けしよう
・○○したらおしまいにしよう
とか。
お互いが気持ちよく過ごすため、とか
安全・健康に過ごせる、とか。
そういう理由があってルールがあるのです。

小さな決め事でも、
2人の間でのその時に生まれたルール。
決めたものを変更する時って
覚悟が必要で、いつも難しいなと思うし、
簡単にブレてはいけないな、と思います。

そういう時に、遊びの中でそれを
感じ取ってもらえるものがあるのです。
それが、アナログゲーム。

アナログゲームで育つ力

非認知能力(生きる力)が育ちます。
・社会性
(コミュニケーションを通じて)

・忍耐力・自制心
(ルールの存在)

・メタ認知能力
(目標を定め、解決への道筋を考える)

・回復力・対応力
(負けても立ち直る・次に生かそうとする)

いつとは思い通りになったとしても、
思い通りにならない経験をゲームでします。
そして、世界は自分を中心に
回っていなかったことを知ります。笑

アナログゲームは、遊びの中で自然に
・ルールを守る
・記憶力集中力を高める
・コミュニケーション力を育む ことができ、
余白を大切にする遊びだと思います。

デジタルのゲームは、
自分たちの状況に合わせて
ルールを変えることはできませんが、
アナログゲームの場合は、
その場に参加している人たちで
決めた独自ルールを使って
(小さい子も一緒に参加する時は
ハンデルールをつけるとか、
負けた人は○○ね〜とか)
楽しむこともできる、余白のあるゲーム。

心にゆとりのない大人こそ、
童心に返って癒される時間なんじゃないかな。

ルールを守った!ゲーム記念日

そんなこんなで、息子は今日もアナログゲームを引っ張り出してきました。
いつもは、独自ルールで1人で楽しむか(ごっこ遊びに使ったりしてます)
私を巻き込むけど途中で終わるパターンです。

しかし、今日は既存のルールで、
最後まで!成し遂げたのです。
ルールが守れた記念日!
夫に話してみたら
「もうこの子は一生ルールを守って
ゲームできないんじゃいかと思っていたのに、
もうルールを守れるようになったなんて!」
と驚き、喜んでいました。笑

わが家は2歳2ヶ月くらいから
アナログゲームに触れ始めましたが、
まだまだルールが守れないなんて
当たり前のこと。

息子だって、今回のこの一回きりで
またルールなんて自分で作るもの!な
日々が続くかもしれません。笑

2歳くらいは、まだ一緒に何かを楽しむ
くりいで良いのだと思います。
(haba社にはそういったルール書きがある
はじめてのゲームシリーズもありますよ◎)

今日のゲームはすごろく型のゲームで、
コマを進むか道具を獲得するか、
選んで遊ぶゲーム。
全回自分で選択し、コマを進めました。
(進む数はまだなんとなくしか
わからないので一緒に◎)

私の方が早くゴールしてしまったのですが…
(あぁ無情なルール)
最後まで自分で選んで、進めて、
達成感の顔が見れました^^

その後、早速切り替えて息子の遊びの世界へ。
子どもの切り替えの速さにも驚かされます。笑

すごろくの台紙に、
コビトさんが遊びに来ました。

あら、車で登場する子もいるのね…

しばらく、台紙を「お庭」と呼んで
コビトさんたちがお散歩。

そして、プラステンとサイコロを使って
なんと隣で独自のすごろくを作り始めました。


(以前、クーヨンという雑誌の表紙で
手作りすごろくの写真が載っていたのと、
今回のすごろくの体験が重なったのだと思います)

形はすごろくそのもの!

しかし、ゴールはどこなのか…
そして永遠に終わらなさそうなすごろく。
ですが、本人は「起きたらまた遊ぶ♩」と
満足そうでした^^

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