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oViceの根幹をなす「4つのバリュー」

こんにちは。oVice CEOのジョンです。

今回は、組織を運営する上で欠かせないバリューについて、策定した背景や各項目の狙いをまとめてみました。

組織の拡大に合わせてバリューを明文化

会社の設立が2020年2月、サービスのリリースが2020年8月、そしてバリューを作り始めたのが2021年3月です。その頃oViceは、事業の成長に伴う組織の急拡大を経験していました。そこで、暗黙の了解で成り立っていた仕事の仕方やコミュニケーションのとり方に、ズレが生じるようになったんです。

組織の成長に合わせてバリューを明文化する必要性を感じ、そこから約2ヶ月かけて項目を検討。5月の全社合宿で社内に共有しました。

改善を繰り返し現在の形になったのは、9月頃。

グローバル化含め、さらに組織を大きくしていくにあたり、4つのバリューを策定しました。それでは、1つずつ紹介していきます。

Do It Anyway——やる、やらないのであれば、やろう

“Do It Anyway”は、oViceのDNAとも言える考え方。個人的な思想にも近く、今後も変わらないだろうバリューの1つです。

簡単に言えば「やるかやらないか迷ったら、やる方を選ぼう」というもの。やれば成功するかもしれないし、失敗したとしても学びが得られるはず。やらずに後悔するのが一番もったいないと考えています。

言葉にするのは簡単ですが、ただ「やる」だけじゃなく、そこには実行スピードも求められます。たとえば、2021年に実施したTVCMや、屋外広告、約500人が参加した10月の「oVice fest 2021」は、企画から実行までの期間が1ヶ月ほどでした。

良いタイミングで施策を打つには、このスピード感が必要なんです。

事業フェーズや市場の変化を見ながら、ここぞというタイミングで仕掛けていけるチームであり続けるために、“Do It Anyway”を大切にしていきたいと思っています。

Be Professional——誇りを持って仕事し、振る舞おう

続いてのバリューは、“Be Professional”です。これには大きく2つの意味が含まれています。

1つは、プロフェッショナルな基準で働くこと。先ほど話した“Do It Anyway”を補完する要素でもあります。

“Do It Anyway”だけだと「何でもかんでもやる」と誤解されることもありますが、“Be Professional”があることで、「プロフェッショナルな意識を持って考案されたものを、思いっきりやる」となります。

また、このバリューはプロダクト作りにおいても重要な観点です。

プロダクトに対するユーザーの意見はしっかり受け止めながらも、すべて反映させるわけではありません。それらの意見をしっかりと噛み砕き、本当に必要だと思うものだけを開発していきます。それが、oViceの世界観を作る上で大切なんです。

“Be Professional”のもう一つの意味は、「このバーチャル空間産業のプロであろう」ということです。

メタバース業界でサービスを開発していると、「コロナが収束したら需要がなくなる」という言葉をよくかけられます。しかし、プロの私たちはこの言葉に惑わされてはいけません。

第一線にいる私たちが、誰も予想していない産業の未来を生み出していく。一緒に働くメンバーには、そんなスタンスを持って欲しいですね。

Positive Communication——ユーザー・メンバーが楽しく・前向きになるコミュニケーションを生もう

3つ目は、“Positive Communication”。楽しく前向きに、仕事やコミュニケーションを行うことです。

oViceは成長過程のベンチャー企業。仕事量は多いしスピード感も早い。そうした環境を苦痛に感じないためには、仕事自体を楽しむ必要があります。

仕事を楽しむために大切なことの一つは、「ポジティブ思考」です。

昨年、忘年会に関する構内広告を出した際、反対意見が多く来てプチ炎上したんですよ。でも、私たちはそれを失敗だとは捉えませんでした。

なぜなら、事前のリサーチから、反対派よりも肯定派の方が多いのはわかっていたから。私たちに直接届いてないにしても、反対意見よりも多くの肯定的な意見があるだろう、とポジティブに捉えていたんです。

さらに、「ポジティブなコミュニケーション」も仕事を楽しむために欠かせません。自分が楽しいだけじゃなく、周囲の人が楽しい状態も作って欲しい。そのためにはコミュニケーションの工夫が必要です。

たとえば、誰かが失敗した時やプロダクトの課題が見つかった時には「じゃあ、どうしたらいいだろう」とか「次は、こうしていこう」と前向きな意見を発することを大切にしています。

ただ、勘違いしてほしくないのは「楽しければなんでもいいわけじゃない」ことです。陰口や人を馬鹿にして盛り上がる会話は望んでいません。あくまでもポジティブが前提にあって、その上で楽しくやるというのが大切なんです。

1+1>2 ——インパクトが生まれるようにチームで進めよう

最後のバリューは“1+1>2”。私たちは、「イチプラスイチ」と呼んでいます。意味は、誰かを巻き込んで仕事をする場合に 1+1 の答えが、2ではなく、3や10になるように意識するということです。

“Be Professional”の観点から見ても、このバリューはすごく大切。プロだからこそ、自分のできること、できないことを把握し、適切に人を巻き込むべきです。

しかし、“1+1>2”になる巻き込み方をしていたら、会社が成長をするために従業員数を増やし続けなきゃいけません。

これでは、社員数に比例した「線形の成長」しか実現できない。しかし、oViceが目指しているのは「指数関数的な成長」です。それを実現し続けるために、全員がシナジーを意識しながら、有機的に協力しあう組織でありたいと思っています。

今回はoViceが大事にしているバリューについてお話しました。
バリューに共感し、一緒に体現者として働いてくれる仲間も募集しています!

▽採用情報
https://ovice.careers/jp

▽会社紹介資料

(編集協力:oVice 編集部)

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