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【イベント開催レポート】静岡市オープンイノベーションプログラム2024のキックオフイベントを実施!

2024年12月13日、静岡市オープンイノベーションプログラムのキックオフイベントを実施しました。本プログラムは、静岡市内に本社または事業所を置く企業が対象となり、スタートアップと協力して、共に課題解決や新たなビジネスチャンスを創出することを目的としています。

静岡市オープンイノベーションプログラムは、2024年7月から8月にかけて参加企業を募集。その後、企業向け研修セミナーを実施し、スタートアップとの協業に向けた準備を進めてきました。今回のキックオフイベントでは、参加企業と共創先スタートアップが初めて顔を合わせる場となり、新たな協業の第一歩が踏み出されました。

今回のキックオフイベントは、参加企業と共創先であるスタートアップとの初対面の場となります。会場は、参加企業や共創先スタートアップ、関係者など多くの方が集まり、和やかな雰囲気の中でイベントがスタートしました。

運営チームによる「共創を効果的に進めるためのポイント」セミナーに続き、参加企業による事業アイデア発表やスタートアップ紹介が行われました。それぞれのチームが熱意を込めた事業アイデアの発表を行いました。

【飲食店バックヤード特化型洗い場スタッフマッチングプラットフォーム】株式会社サンワキョーエー×共創先スタートアップ:株式会社Skrum

事業アイデア:飲食店業界が抱える人材不足や急な欠員といった課題に対応するため、衛生管理に特化した洗い場スタッフをリアルタイムでマッチングするプラットフォームを考案します。このサービスでは、衛生管理講習を受講し、専門知識を持つ信頼性の高いスタッフを迅速に紹介、飲食店は高品質な人材を安心して依頼でき、店舗運営の効率化や衛生管理水準の向上を実現。食中毒や異物混入といったリスクが高まる中、飲食店における衛生管理の重要性はますます高まっており、プラットフォームは、こうした課題に応える新しいソリューションとして、業界全体の安全性と信頼性向上に寄与します。


【未来を創るデジタルツイン技術 〜工場内のレイアウト変更に伴う図面データ作成及び可視化技術を活用としたサービス事業の実現〜】
株式会社シーズプロジェクト×共創先スタートアップ:株式会社BBグラフィクス

事業アイデア:デジタルツイン技術を活用して製造業の効率化支援を考案。現実空間や構造物を仮想空間上に再現し、シミュレーションを行うことで、生産体制の精度向上や準備期間の短縮を実現します。ドローンや次世代3Dスキャン技術を活用し、生産工場を停止せずに高精度なデータ取得を可能にします。また、IoTやAI解析との連携により、リアルタイムでの管理や最適化も提供、無駄の削減や作業効率、安全性の向上に寄与し、製造業全般における課題解決とデジタルツイン市場の拡大を目指しています。


【子育て中の共働き家庭に向けた宅食事業】
株式会社天神屋×共創先スタートアップ:デイブレイク株式会社

事業アイデア:子育て中の共働き家庭を対象とした宅食サービスを考案。夕食準備における時間的・精神的負担や栄養バランスの課題を解決するため、静岡市内を拠点に美味しく栄養価の高い食事を届けるデリバリー事業を展開します。自社の製造ノウハウやブランド力を活用し、当日製造・配送による高鮮度の商品を提供します。また、保存技術や顧客管理アプリ開発を担う協業企業を求め、利便性と品質向上を図ります。家庭の負担軽減と団らんの時間創出を目指し、将来的には全国展開も視野に入れています。


壇上では共創先スタートアップとの握手シーンも見られ、一体感ある瞬間となりました!イベント後半は、今後のプログラムについての説明や記念写真の撮影、交流会を行いました。各チームは早速事業アイデアについて意見交換しながら協業への期待感を高めていました。今後は各チーム、協業期間となり各種伴走支援を受けながら事業の実証実験等を進めていきます。


今後の取り組みは、静岡市noteでも更新していきます!
お楽しみに・・・!


<静岡市オープンイノベーションプログラム 成果報告会>
日程 2025年3月7日(金)
場所 札の辻CROSS HALL(静岡県静岡市葵区呉服町1丁目30 札の辻クロス6階)
※観覧者は今後募集予定




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