マイホームの夢を手放すと、たくさんの可能性に気づけた
こんにちは。
地方でフリーランスのマーケターとして生きることを決めたしずくです。
最近は、これからのことについてよく考えています。
フリーランスという働き方を選んだときは、将来なにかあったときが心配…と先々が見えない不安と戦っていました。
でも、ここ数日はそんなことはない。
むしろ、見えていなかった世界を知る喜びがあります。
前職を退職後は、転職をしようと考えていたわたし。
その理由は、安定志向の性格もありましたが、マイホームを購入するために住宅ローンを組めるようにしたかったのです。
住宅ローンを組むとなると、会社員であることが圧倒的に有利。ある程度の年収を確保して数年勤めてからマイホームを購入をしよう、とプランを立てていた。
しかし、転職活動は133戦中133敗という無残な結果となり、自身の今後のキャリアを優先してフリーランスを選びました。
決断をした後も、心の奥底ではマイホームへの未練がありました。
なぜなら、賃貸でもそれなりの暮らしはできますが、自分にとって気持ちの良い空間で過ごしたかったから。
賃貸は入居者の入れ替わりがあるため、使用されている素材や設備も廉価なものであることが多いです。
掃除やお手入れを毎日行っていても、素材の劣化や落ちない汚れも多々あります。
また一部の賃貸では、入居者の快適性よりもオーナーさんの収益性を重視したようなつくりもあります(あくまで一部だと思います)。
条件に合う物件に住んでいても、その辺りが気になったり、高い金額を消費していることがもったいなく感じたりしていた。
それであれば、なりたい自分でいられる空間をつくって、将来資産にもなるマイホームが欲しいと考えていました。
でも、人生は思い通りにはいかない。
なにかを手に入れるためには何かを手放す必要がある。
わたしにとっては、キャリアやなりたい自分を叶えるためにフリーランスを手に入れ、安定した生活やマイホームの夢を手放した。
当初は、自分は何も持っていない感覚があった。
例えるなら、海外へ旅に出るのに普段使いのバックパックだけ背負っている感じ。
「あれもこれもない。大丈夫かな…?」という不安が大きかったが、最近では「○○をするには、△△に行けばなんとかなる。」「◇◇には、この方法で乗り切れる。」という風に新しい方法を開拓できている。
身軽になった分主体的に動くことができ、これまで知らなかった情報を取り入れ、いろんなことの選択肢が増えてきた。
苦手と感じていた分野も、便利なツールがあることを知って、お仕事を受ける怖さが激減した。
手放すことで、固定観念にとらわれなくなって、わたしの周りにはたくさんの可能性があることに気づけた。
枠を外して、見方を変えることは大事ですね。
マイホームも住宅ローンを組んで購入することが全てじゃない。
お金を貯めて、格安の空き家を現金購入してDIYをすることもできる。
なりたい自分でいられる空間をつくるには、そうやって少しずつ手をかけて愛着を深めていくのも良いかもしれない。
こうした価値観の変化が嬉しい。
明日もより良い方向をみて生きていきたい。
ではまた。