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厄年に書き換えた人生のロードマップ。退職、転職失敗、独立とこれから
こんにちは。
子供の頃の将来の夢は「キャリアウーマン」だったわたし。
昔から変化対応力が低く、社会人になってからも安定を求めて生きてきましたが、今年36歳の本厄に独立しました。
この決断をしたことにわたし自身ビックリしていますが、全然後悔はしていません。むしろ新しい世界が広がった喜びが大きいです。
全く想像していなかった未来。
しかも、大きな決断は避ける方が良いとされる厄年に笑。
思い返すと、今年はさまざまな変化が起きた年でした。
1~2月:組織変更に伴い、虚無感やストレスにさいなまれ体調不良が進行。会社は休まなかったものの、会社にいると自分が壊れてしまうと感じて退職を決意。
3~4月:退職に向けての引継ぎの毎日。転職先を決めるべき時期ではありましたが、持ち帰り仕事もたくさんあったため、何も決めずに退職日を迎えました。
5月:休息をメインにしながら、少しずつ転職活動をスタート。働きたい気持ちはあるものの、働きたいと思える会社に出会えずモヤモヤを感じていました。
6~8月:身を入れて転職活動。転職エージェントを使いながら応募と適正検査、面接を繰り返す日々。とめどなく来る不採用通知に気が滅入ってました。
9月:第一志望の最終選考に進んだものの不採用に。。かなり落ち込みましたが、生活していくためにも新しい会社へ応募。この頃になると、不採用通知を受けた企業の求人が殆どで、新しい会社の求人はほぼありませんでした。この頃から、フリーランスとして働くことに興味を持ち始めました。
10月:9月に応募した会社の選考を受けながら、フリーランスの可能性を探る日々。選考が全滅したこともあり、フリーランスになることを決意。
11月:不安を抱えながらフリーランス開始。慣れないことばかりで戸惑う日々でしたが、自分のスキルだけで勝負していること、純粋に目の前の仕事に集中できることにやりがいを感じるように。
12月:フリーランスとしてどう生きていくかを本格的に考えはじめました。目の前のことをやりつつ、どのフィールドでどんな価値提供をすると、社会のためになるのかを模索しています。
言葉にすると、計画性なく退職して、就職できずにフリーランスを選んだという印象が強いですね笑。
ただ、この記事を書きながらふり返ってみると、退職を通してこれまでと違う世界に進んだことで考え方に良い変化が生じたのかなと思います。
例えるなら、退職前まで見えていたのはカメラのファインダー越しの景色。綺麗に見えるし、シャッターを押すといつでも記録に残せる安心感を備えていました。
転職活動中もカメラ越しに、撮りたい景色を求めて探し歩いていました。でもカメラを通して見える世界は堂々巡りで、撮りたい景色を見つけてもすぐに見失ってしまいました。
そうしている内にカメラの重さを支えられなくなって一旦外してみると、ファインダーとは比べ物にならないくらいの景色が広がりました。記録に残すことはできないけど、眼前の景色の壮大さ、刹那的な美しさから感じた無限の可能性。独立を考え始めたときはこのときでした。
環境を変えても、固定観念にとらわれていてなかなか上手くいかなかった日々。でも思い切って固定観念を捨ててみると、これまでにない可能性に気づけました。
きっとこれまで描いてきたロードマップは、36歳までの環境が作り上げたもの。これからのロードマップは新たな価値観を手に入れたわたしが作り上げる。
考え方がアップデートされているから、書き換わって当たり前。
この考えに至る前までは、退職前や転職期間中に「誰からも必要とされていない」、「自分には価値がない」と自分を責める日々でしたが、今は「自分を必要としてくれる人を探しに行く」、「今のスキルを活かして価値を生み出す」と広くなった視野で考えられるようになりました。
また、これからやりたいことも少しずつ明確になってきています。
厄年は災難が起こりやすいイメージが強いですが、一説によると人生の大事な節目の年齢だそうです。
成長には痛みを伴うと言いますし、より良い環境に進むために貴重な経験をできた1年間と考えて、これからも頑張っていきます。
ではまた。
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