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育児エッセイ「次女の自己肯定感について」
今日は次女のことを少し。
我が家の次女は現在小1。
身長は123センチと高めながらも、長女がもっと背が高く、性格も少し…いや、かなり甘えっ子のため、いつまでも「小さくてかわいい末っ子💕」から抜け出せない。
しかしながら(親の目から見てだが)学習面での頭はそこそこいいのではないかと思う。
もともと、4才から紙と鉛筆を持っては絵本の文章を丸写しするような子だ。
書くことは大好きで、集中力もなかなかだったと思う。
そのおかげか、現在小2までの漢字の読み書きはできるし、九九も8割くらい覚えている。
(はじめて口にした九九が某有名肉まんを食べたあとに言った
「ごごいちがご❣️」
はおそらく一生忘れない)
まじめに習い事の練習も毎日するし、お手伝いも早起きも大好きだ。
あえて心配点をあげるなら、運動神経生きてる??と心配になるくらい体育が苦手なことと、
未だに一人で自宅の2階にも行けないことくらいだろうか。
と、このように多少甘えっ子でも(もちろんかわいい)
認めるところは認め、改善した方がいいところは注意し、
一応、長女と次女と私は違う人間!と認識し、比較するようなことは口にせずに育ててきたつもりなのだが…
今日、会話の中でこんなことを言い出したのだ。
「だって私、すっからかんだもーん🌟」
え??
いや、すっからかんとは???
思わず
「何がすっからかんなん??」
と大真面目に訊ねてしまった。
すると
「私の頭、すっからかんでなーんにも入ってないもーん🌟」
と満面の笑顔で応えるではないか。
いやいやいやいや。
いくらなんでも聞き捨てならない。
私はがしっと次女の両肩をつかみ、目線を彼女の高さに合わせた。
「あなたの頭はすっからかんじゃありません。
ちゃんと、ぎっしりしっかり詰まっています。
冗談でもやめてほしいです」
彼女はきょとんとし、訳がわからない、という顔をしながらも
「はーい」
と返事をして長女のもとへ走っていった。
時々、自信のない発言する子ではあるのだけど、知らず知らずのうちに自己肯定感を下げることを私がしてしまっているのだろうか
少し心配だ