天上のバレエ・地上のダンス(78)ダイエット外来
頭痛外来・禁煙外来、いろんな外来。
娘が……ダイエット外来 (仮称) に行った。
(800文字)
「出産後から、ぽっちゃりが戻らない」
えっ、ぽっちゃり程度なら、わたしも。覚えがある。たしかに体重は、まったくもどらなかった。
(ながい目でみると、なんとかなるものです)
当の本人は深刻。
いろいろなストレスそして過食。ここでストップして受診。
その外来でもらったのは、薬。
薬で、やせるわけがない。
肥満・要治療と診断されての受診ならまだしも「ぽっちゃり」ぐらいで。
「太った、痩せないとダメ」
あせる娘。
彼女がバレエを習ってた思春期までの時代は「痩せすぎが標準」だったのです。若いころの習慣は、ときおり顔を出し「痩せないとダメ」
不要なコトバとためいきと。
わたしも、かつて娘のまえで、太った太ったと減量ざんまい。
ほんとうに、わるかった。
中年になると体型がゆるむ。バレエのレッスンをしても、ぜい肉はなかなか減らないもの。
「あと2キロ、あと2キロ痩せて」と夢で先生に注意され、うなされたこともあります。
食前の薬やら体重測定やら。
けっこう薬漬け。そっちのほうがオソロシイ。いつか娘も気づくだろうと思うが気づかない。いや気づいているでしょ。どうすれば痩せるか。
急がば回れ。いまならわかるよね。
新年度、娘をバレエのレッスンに連れていこ。「美容クラス」は、モノ足りないと思うが。
カラダを動かすほうがいい薬。
わたしにも責任がある。鏡を見ているようで。
「レッスンウェア、ポチろかな」あたりまえだが薬の効果なく、娘はバレエでカラダを動かすことにした。そうそう、それでいい。
たのしくね。
技術の上を目指すのではなく。
さすがに、かつてのようには動けまい。ぽっちゃりでもいい。
親子で美容と健康。
4月からは、レッスン外来。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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