大阪・泉布観(せんぷかん)改修工事中
大阪市北区・大川ぞい。ちいさな洋館の泉布観。2階建て・ピンクのベランダが印象的。大阪最古の木造建築「泉布観(せんぷかん)」は現在、改修工事中です。
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泉布観は大阪最古の木造建築
大阪で現存する「貨幣の館」といえば、泉布観。明治のはじまりの試行錯誤、西洋文化が急速に定着した混乱。
ちっちゃくとも新時代の象徴だ。
いま泉布観の東をながれる大川は、むかしの淀川。京都と大阪の物流をにない、改修され大阪の歴史を映しこむ。
汽車の敷設以前は、船がおもな移動手段でした。
造幣寮(造幣局の前身)から新貨幣の製造と、接待所として造られた泉布観。大川のゆきかう船から西洋の建物が見える。
泉布観とは、なんと明治天皇の命名。
何度も来られたそうで、石碑があります。
東の大川に向いて建てられた泉布観。現在の公園入り口(南側)は、すこし違和感があります。
泉布観は、大川側が正面です。明治時代は、ちゃんと正門があったそうですよ。
この泉布観のある地区・河川敷は「桜之宮公園」として毛馬桜之宮公園のハイライト的存在。見どころ満載エリアです。
桜之宮の洋館
現在、改修工事中の泉布観。
◆泉布観は知らなかった……
◆往時のすがたを観てみたい……
◆桜の季節の風景は……
興味のあるかたは、過去記事をごらんください。内部見学もチラリとどうぞ。
なんと、大阪初・水洗トイレ設備(見学は、ありませんでした)
★くわしい動画配信などはこちらを★
改修工事中
足場におおわれた泉布観。工事終了・2024年11月まで殺風景です。青い空と木々のようすは秋の気配。
煉瓦小屋
泉布観が見れないので、周辺のたてもののようすを、どうぞごらんください。敷地内にレンガの小屋があります。
かつての造幣寮(造幣局)は広大な敷地でした。国道1号線がつらぬき、北側に泉布観、南側に造幣局(造幣博物館)に分断されました。
造幣博物館・ミントショップ
国道1号線の南のたてもの。
造幣博物館は無料で入れます。
桜宮橋(銀橋)
現在は桜宮橋と新桜宮橋の二重構造です。橋は、また別の機会に。
造幣寮正面玄関(移築・復元)
泉布観の奥にも、むかしのたてもの。
桜之宮公会堂と造幣寮正面玄関(復元)がドッキング。季節により雰囲気がかわります。たてものは冬場のほうが見えやすいですね。
桜之宮公会堂はレストラン・ウエディングなどで利用できます。
たまに扉が開きます。まばゆいシャンデリアが頭上に。
桜之宮公会堂(レストラン)
正面玄関のみ移築で、サイド部分はレストラン入り口です。日本庭園の池には鯉がゆうゆうと。
静かにときが流れます。日本庭園は明治時代からあったそうです。
次の内部公開が待たれます。
桜さく ちいさな洋館。
倍率は、さらに上がることでしょう。
桜の木も待っていますよ。
両手をひろげて。
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまで お読みくださり
ありがとうございます。
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